【オンライン英会話】子どもが英語を嫌がる原因と本質的な対処法5選

- 子どもがオンライン英会話を嫌がるようになった。
- 英語を嫌がる理由や原因を知りたい。
- こんなとき、どうしたらいいのか教えて!
せっかく始めたオンライン英会話を、わが子が拒むのはツラいものです。
無理やり続けさせて、さらに英語嫌いになったら困るし……。
実は、私の5歳の息子もレッスンを拒んだ経験があります。
悩みに悩んで、子どもの英語教育に関する本を何冊も読み、できることをすべて試して、克服することができました。
最後まで読めば、お子さんがオンライン英会話を嫌がる原因がわかり、解決する手がかりを掴めます。
親の関わり方で改善できる可能性
- 時にはレッスンを見守る
- 小さな成長を褒める
- 期待しすぎない
先生や教材が合っていない可能性
- お気に入りの先生はいるか
- レッスンの難易度は適切か
- もっと合うスクールはないか
それでもダメなら、英語学習を2~3ヶ月休むこと。親のあせりは逆効果。
英語だけがすべてじゃない。原点は『子どもの幸せ』。
子どもにもっともおすすめのオンライン英会話はNovakid(ノバキッド)です。
オンライン英会話を拒んでいた息子が「明日もやりたい!」と言った楽しいレッスンを、画像付きで詳しく書いています。

5歳息子がオンライン英会話を嫌がり始めた話

5歳の息子・しゅんは、ABCを何とか書けるくらいのレベルからオンライン英会話を始めました。
年中の4月から始めて、毎日25分ずつレッスンを継続。
英語(果物や動物)を答えて先生に褒められて、いい感じで進めていました。
しかし、約6ヶ月経ち、オンライン英会話に慣れて来たころ……。

えいご、もうヤダ!
やりたくない
急にではなく、徐々に嫌になった様子でした。
5歳ですからね。理由を聞いても、まともな答えは返ってきません。
このままではマズイ……。
と思い、子どもの英語教育に関する本を読み漁り、息子の様子を加味して解決策を考えました。

英語嫌いが定着するのは避けたい
子どもが英語を嫌がる原因5選

考えられる原因を5項目にまとめました。
下記のどれかに当てはまるのではなく、複数の項目に少しずつ該当すると考えてください。
思い当たる節があると思います。
英語が難しくて嫌になっている
オンライン英会話を嫌がる子は「うまくできない」「英語が苦手」と思っているかも知れません。
好き嫌いというのは、得意だったか苦手だったかに依存しているだけのことが多いです。
学生時代の好きな教科と嫌いな教科を思い出してください。好きな教科の点数は高く、嫌いな教科では点数が取れなかったはずです。
子どもの英語も、同じことが言えます。

できる=好き
できない=嫌い
よい先生に会えていない
先生次第で子どもの集中力は変わります。先生の実力や相性が大事です。
- たくさん褒めてくれる
- 子どものレベルに合わせた会話
- 子どもを引き付けるネタが豊富
この辺の引き出しが多い先生ほど、子どもも楽しめます。
子どもがレッスン中に飽きるのは良くあることです。

子どもが飽きたときが先生の腕の見せどころ
上手な先生の例(実話)
- 鬼滅の刃の歌を日本語で一緒に歌った
- 先生のぬいぐるみと会話
- お互いに言ったものを描くゲーム
嫌になる先生の例(実話)
- 子どもが答えるまで粘る
- 発音をやたら指摘してくる
- 子どもが眠そうだと投げやりになる
レッスンの度に先生が変わるのがオンライン英会話の長所であり短所です。
いろいろ試して、お気に入りの先生を見つけましょう。
親の期待が大きすぎる
オンライン英会話を通して、どんな力を付けさせたいですか?
- 英語をペラペラにしたい
- 小学校で英検準2級取得
- 受験で困らないように
- 英語を好きになれば良い
確認しておきますが、オンライン英会話を毎日やっても1・2年で英語がペラペラなんて絶対無理です。週に2~3回ではなおさら無理。
かくいう私も、英語スーパーキッズをテレビで見て勘違いしてしまった一人です。目を覚ましましょう。珍しいからテレビに出るんです。
彼らは1~2歳から、英会話以外にも日常的に朝から晩まで英語漬け。我々とは土台が違います。
オンライン英会話を毎日やれば話せるようになると私は思ってました。
基本的な質問にさえ詰まってしまう息子を見て正直がっかりしました。

そして親からのプレッシャーがストレスに……
親の期待しすぎは、子どもの英語嫌いに直結します。
勉強感が強く、詰め込みすぎ
- 読み書き中心の教材を選ぶ
- 受験として文法を教える
- 覚えたか確認テストをする
これらは『英語=勉強=つまらないもの』と思わせる原因です。
とくに小学校低学年までは細かいことより『英語=楽しいもの』という印象を与えることが大事です。
英会話は成果が目に見えないため、不安になることがあります。
たしかに英文の読み書きや確認テストなら、何を習得したか分かるので親にとっては都合がいいです。
しかし、子どもの将来を考えるなら、単語・文法・読み書きは後回しが得策です。
英語そのものに興味がない
英語に興味がないままレッスンを続けても英語好きになりません。
子どもは好奇心旺盛で、楽しいことが山ほどありますからね。
- 遊んでる方が楽しい
- 好きなテレビを観ていたい
- 兄弟でふざけあっていたい
好きなことの時間を削ってまで「英語やりたい」と思えるしょうか。
子どもの好奇心を英語に向ける手立てが必要です。
「好奇心を英語に向けるのが難しくて困ってる」
と思う人は、次の章を必ず読んでください。キーワードは『親の関わり方』。
子どもがオンライン英会話を嫌がったときの対策5選

息子がオンライン英会話を嫌がる原因が分からず、様々な手を打ちました。
そこで私が試した方法のうち、実際に効果を感じた具体的対策を5つ紹介します。
ポイントは、親の関わり方です。「手間をかけずに」は難しいです。
子どもに積極的に関わる
英語嫌い対策の最重要パート。
実は、子どもの英語嫌いの大半は親の関わり方で改善できます。
親の気を引くことは子どもにとって本能的に重要だからです。
親に見放されたら、子どもは生きていけません。
子どもは親の関心を引く行動を続けます。
おもしろいことを言ってみたり、頑張って勉強したり、悪いことをしたり。
- 小さな成長を褒めてますか?
- 何をどれくらいできるか把握していますか?
- いっしょに勉強するという姿勢を見せてますか?
親が手間をかけずにうまくことはありません。英語以外でも同じです。
私は10年以上の教員経験で様々な親子を見てきました。
その中で確信していることがあります。
「勉強しなさい」は無意味。
できる子の親は、幼少時代に時間や手間をかけています。
子どもに何かを頑張らせたいなら、親が手間をかけるしかありません。
「一緒にやってみよう」が正解。
「子どもに教えたいけど、英語が苦手…」
と思う人がいるはず。これには明確な答えがあります。

「難しいね」と共感でOK
一緒に考えればOK
教えてもらってもOK
私もできていないことだらけです。
親ができること具体例
- 寝る前の5分、英語絵本を読む
- 寝る前の5分、英語の動画を一緒に観る
- オンライン英会話の様子を見る
- 『できたこと』に驚いてあげる
- 英語で一緒にふざける
・バカって英語で何?
・My name is Unko.
・英会話ごっこ(子どもが先生)
『英語は親子で楽しむツール』と思わせたら勝ちです。
レッスン内容の予習を行う
テキストを子どもと一緒に確認しておくことで、様々な効果が期待できます。
- 親子の英語の関わりになる
- レッスン中の「できる」が増える
- 練習したことができたら褒めチャンス
- 同じ内容を2度学ぶため定着しやすい
次回レッスンのテキスト内容を確認できないスクールもあるので注意。
『Let’s Goシリーズ』や『We Canシリーズ』のテキストなら、ネットで安く買えます。
「レッスンも嫌がるのに、予習とか無理」
と思うかも知れませんが、学校でやらされた『意味調べ』や『日本語訳』じゃないですからね。
出てくる単語や答え方を簡単に確認しておく程度です。
お風呂入りながらだったり、寝る前だったりで十分。
練習したことがレッスンで発揮されたら、大げさに褒めてあげてくださいね。

子どもは「できたら楽しい」。「褒められたら、もっとやりたい」
教材やコースの難易度を下げる
簡単すぎるくらいにレッスンの難易度を下げてみましょう。
単純ですけど、即効性があります。
つい難しいレッスンを受けさせたいと思いがちです。私もそのパターンでした。そりゃあ英語も嫌になりますよ。
ゲームに例えてみましょう。
子どもがマリオの第1ステージをクリアました。上手だったので第2・第3ステージと進めさせます。
そして、ボスが出てきますが、まったく歯が立ちません。
それでもあなたは「頑張れば倒せる」とボスを倒すまで何度も挑戦させます。
「もうマリオやんない」ってなりますよね。
好きにやらせておけば、ゲームを楽しんだのに。そしてまたボスに挑戦したくなるはずです。
オンライン英会話のレッスンも同じです。
『常にできることの一歩先』を学ばせる必要はありません。
思い切って、教材やコースのレベルを下げましょう。
娘・まりは英検5級に合格できました。それでも、たまにアルファベットのレッスンを受けて喜んでます。

こんなのかんたん!
すごいでしょ!
他のオンライン英会話スクールを試す
オンライン英会話のスクールを変えるのは、成功率が高い方法です。
なぜなら、スクールによってレッスンの進め方や先生の質が全然違うからです。
息子がオンライン英会話を嫌がり始めてから、子ども専門のオンライン英会話を5社ほど体験レッスンさせました。
子ども専門のスクールは『子どもの気を引く工夫』や『夢中になる仕組み』がバラエティに富んでいます。
息子は結局、ゲーム感覚で楽しめるNovakid(ノバキッド)を気に入りました。
「この英語、またやりたい!」と息子の口から聞いたときには感動の嵐。
子どもの興味関心によって,どのスクールが合うか考えると良いでしょう。
いくつか試すと、必ず今より合うものが見つかります。
今のスクールを続けたまま、他社の無料体験をすればノーリスクです。
オンライン英会話以外の選択肢を考える
英会話教室や英語教材を検討するのも一つの手です。
英語が嫌なのではなく、オンラインの環境が合っていない可能性もあります。
オンラインでは集中できなくとも、対面式なら楽しく学べるという子はたくさんいます。
たしかにオンライン英会話は時間もお金もかからず、お手軽で便利です。
しかし、子どもの英語嫌いを促進してしまうなら、違った方法で学ばせるのが得策でしょう。
子どもの興味・関心に合わせて柔軟な対応をしていきましょう。
英会話教室とオンライン英会話の違いは,以下の記事を参考にしてください。
▷オンライン英会話のメリット・デメリット【英会話教室と比較】
子どもがハマるオンライン英会話 3選

オンライン英会話を嫌がる子にぜひ試してほしいスクールを厳選して3つ紹介します。
どれも子どもに特化したレッスンで、楽しく英会話できます。
3つの違いを簡単にまとめると、以下の通りです。一番のオススメはNovakidです。