英検ジュニアブロンズに英語歴半年の5歳が挑戦!幼児は対策必須
英検ジュニア(ブロンズ)は、リスニングのみのオンラインテスト。
英単語や簡単な挨拶がわかれば受験は可能。
ただし、幼児の場合はパソコンの操作方法や30分間集中できるかなどの課題がある。
高得点を目指すためには、実践に即した「ラーニング」が安くて効果的。
子どもに英語を勉強させていると、どれくらい力が付いたのか気になるものです。かといって、いきなり試験に失敗させて、自信を失うのは避けたいところ。
そんなあなたにオススメな英検ジュニア。
当記事では、英検ジュニアの中でもっとも易しい「ブロンズ」について以下の4点を解説します。
最後まで読めば、英検ジュニアブロンズの難易度や必要な準備レベルがわかります。
英検ジュニアで高得点を目指すなら、子どもオンライン英会話がおすすめです。
以下の記事で、子ども向けオンライン英会話を徹底的に比較しています。オンライン英会話は親の負担もなく、安いので継続しやすいです。
英検ジュニアとは
英検ジュニアは、1994年に日本英語検定協会が作った児童向けの英検です。
といっても、従来の英検とは受け方も内容もほとんど違います。
英検ジュニアの特徴
- 問題はほぼすべてリスニング
- 合否の判定なし(点数が出る)
- 小学生向け
- 3つのグレード(ブロンズ、シルバー、ゴールド)がある
受験方法は3タイプです。
- オンライン版
- ペーパー版
- 学校版
個人で受験する場合はオンライン版一択です。
英検ジュニアのレベルや英検との違いを知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
英検ジュニアブロンズの概要
ここからは英検ジュニアの「ブロンズ」について、以下の3点を解説します。
料金システム
英検ジュニア ブロンズのテストは、オンライン版の場合2,300円です。
申し込んだ日から3ヶ月以内に受験をすればOK。
WEB上で英検ジュニア対策ができる教材の「ラーニング」も申し込むことができます。
英検ジュニアに完全準拠。勉強やゲームができ、模擬試験240問完備です。
しっかり勉強させてから試験に挑ませるなら、問題集なんか買うより断然おすすめです。1日だけ無料体験あり。
ラーニングの料金も載せておきます。
フルパック (ラーニング+テスト) | ラーニング | |
---|---|---|
1ヵ月 | 3,900円 | 2,000円 |
3ヶ月 | 5,400円 | 3,900円 |
6ヶ月 | 7,300円 | 6,000円 |
なお、ペーパー版の場合は2,500円で、ラーニングとセットにはできません。
ブロンズのテスト内容
大問7つの内容をまとめました。
大問 | 大問名 | 問題数 | 内容 |
---|---|---|---|
1 | 絵に合う文は? | 8問 | 文を3つ聴いて、 絵に合うものを選ぶ |
2 | Yesか?Noか? | 5問 | 絵を見て、質問に YesかNoで答える |
3 | 3ヒントクイズ | 4問 | 3つのヒントを聴いて、 内容に合った絵を選ぶ |
4 | 文に合う絵は? | 8問 (4問×2) | 文を聴いて、その内容に 合った絵を選ぶ |
5 | 話に合う絵は? | 6問 (3問×2) | 挨拶などの定型文を聴いて、 内容に合った絵を選ぶ |
6 | みんなに 聞いてみよう | 4問 | 会話を聴き、 内容に合った絵を選ぶ |
7 | どうすれば いいかな? | 5問 | 命令文を含む会話を聴き、 内容に合った絵を選ぶ |
チャレンジ コーナー | おまけ (点数に入らない) | 4問 | 質問を聴いて、 自分の考えを選ぶ |
全部で40問あり、最後の「チャレンジコーナー」は点数に関係ありません。
- チャレンジコーナーはおまけ?
- 最後の4問は「チャレンジコーナー」です。
これには正解・不正解はありません。
例 Do you like music?
⇒Yes かNo の2択
※答えに対して、キャラクターが
コメントしてくれます。
なお、大問6の「みんなに聞いてみよう」はすべて複数回答ありの問題です。
そのため、9問扱いとなります(点数を決めるときの分母は45問)。
難易度・単語のレベル
ブロンズは、英検ジュニアの中でもっとも初級者向けです。
英検ジュニア シルバーとの比較は以下のようになってます。
ブロンズ | シルバー | |
---|---|---|
対象年齢 | 小学校低学年 (1・2年生) | 小学校中学年 (3・4年生) |
大問数 | 7問 | 9問 |
小問数 | 40問(+4問) | 45問(+4問) |
テスト時間 | 約30分 | 約35分 |
頻出語句 | 食べ物、動物、色、時や天候、数、体の部分、乗り物、基本的な動作など | 趣味、スポーツ、余暇、店や公共施設、 学校施設や学用品、行事やクラブ活動、 近隣にあるもの、ものの性質や状態を表す言葉、遊びに関する動作など |
頻出表現 | 挨拶、好き嫌い、感謝、依頼、紹介 | 願望、義務、意志、選択、感情、 提案、電話での応答など |
英検ジュニアブロンズは小学校低学年(1・2年生)が対象です。しかし、英語を半年以上続けているなら、幼児でもある程度の点数が取れます。
ブロンズはすべてがリスニング問題です。
ひとつ上のレベルの英検ジュニアシルバーについて詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてください。難易度は結構上がります。
英検ジュニア ブロンズに出てくる単語の例
・dog(犬) ・apple(りんご) ・paper(紙) ・window(まど)
・ball(ボール) ・fish(さかな) ・new(新しい) ・bike(自転車) ・cap(ぼうし) ・animal(動物)
このレベルの単語を聴いて理解できる必要があります。
英検ジュニアブロンズに出てくる表現の例
以下のような内容が出題されます。
「A~Zまで言える」や「英単語が少し分かる」くらいでは、ブロンズの受験は難しいです。
- あいさつの表現
- Do you like ~ ?
- Can you ~ ?
- I am ~ .
- What is ~ ?
うちの息子は、5歳でオンライン英会話を半年やってからの受験で82点でした。
オンライン英会話の効果については、こちらの記事を参考にしてください。娘と息子の1年間の成長を具体的に解説しています。
英検ジュニアブロンズを5歳息子が受験してみた
息子が英検ジュニアブロンズを受けたときのことを書きます。
実体験に即してお伝えします。
- しゅん。5歳
- 動物、色、果物などの単語OK
- 小文字も分かるがbとdが混乱
- 挨拶の受け答えはできる
- 英語の質問には単語で答えられる
- サンプル問題は9割正解できた
結果は82点でした。
オンライン英会話を毎日25分やってたし、サンプル問題がほぼできたので、もっと点数が取れると期待してました。
受験させた目的
どれくらい英語が身に付いているか確認するため。これに尽きます。
子どもに英語を習わせていると、あまり話せてる感じがしないし、本当に力が付いているか不安になるものです。
そこで、英語力を確認するために英検ジュニアが適していることを知りました。
結果にこだわりすぎず、「子どもを褒めるチャンス!」くらいの気持ちで挑戦させたいところです。
ブロンズ受験までの英語学習歴
まともにやったのはこれくらいです。
他には英語のCD聞かせたり、英語絵本の読み聞かせを試みたりしましたが、息子が興味を持たずに3日坊主。
半年続けた(?)ちゃれんじEnglish
ちゃれんじEnglishとは、しまじろうで有名な「こどもちゃれんじ(ベネッセ)」の派生でできた英語教材です。2ヵ月に1回、DVDやテキストやおもちゃが届きます。
息子は、DVDが気に入って、何度も見ている内にアルファベットを覚えました。
「もしや英語に興味がある?」
と思ったのも一瞬だけ。
彼は英語にハマっていたわけではなかったようです。たまたまその回のDVDが面白かっただけでした。
次回以降のDVDにも他の教材にも一切興味を示さず、退会しました。
結果的には、アルファベット覚えられて良かった
オンライン英会話を半年間
息子が5歳になる直前に、アルファベットと英単語が少し分かる程度でオンライン英会話に挑戦。
しかも、子ども向けではないスクールで半年間(ほぼ)毎日レッスンを行わせました。
「英会話未経験者歓迎」みたいな謳い文句を真に受けて挑戦させた結果、いきなり「What’s your name?(名前は?)」で詰みました。
しかし、なんとか横でフォローしながら根性の毎日受講。
半年間で身に付いた英語力は以下の通りです。
6ヵ月のオンライン英会話の成果
- 会話のやりとりはまだ無理
- 質問にはたまに単語で答えられる
- 小文字もわかる(書けない)
- 先生の英語は6割方理解している
オンライン英会話の成果を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
▷【効果なし?】5歳と6歳がオンライン英会話を1年間続けた結果
ちょっと不満が残る82点
息子の英検ジュニアブロンズの結果は、82点でした。
結果は、テスト後にすぐわかります。
また、間違えたポイントを詳しく確認できます。
受験後、約1ヵ月半で「個人成績表」と「成績証明書」が送られてきます。
息子はすごく嬉しそうでした。
反省点・やっておくべきだったこと
事前の準備を少しでも行うべきでした。
とくに、きちんとした試験が初めてだったので、英語以外の部分も確認しておくべきだったと思います。
次に紹介する対策だけでも、余裕を持って受験できます。
英検ジュニアの対策3選
子どもがテスト慣れしていない場合、事前に確認しておくポイントがあります。
それぞれ、事前に準備して受験できると良いです。
問題の解き方を確認する
各大問に対して、答え方がよく分かっていない場面がありました。
もちろん説明は書いてありますが、あらかじめどういう問題があるのかを理解させておきましょう。
問題の意味がわからない!の対策
サンプル問題を何度か繰り返し、親の説明なしで進められるように練習。
マウスの使い方を確認する
パソコンならではの問題点です。タブレットであれば、答えをタップするだけでOK。
マウスを使うというだけで、小さい子の意識はだいぶ持って行かれます。
細かい操作は難しい上に制限時間があるのが非常にやっかいです。
サンプル問題は回答時間に制限がありませんが、実際は各問題に制限時間があります。音声が流れたあと、約7秒です。
息子は時間切れで答えられなかった問題や、あせっていい加減に答えた問題もありました。
マウスの使い方に慣れていない!の対策
小学1・2年生なら問題ないと思います。
しかし、お子さんが幼児の場合は要注意。
タブレットで受験させるか、問題を解くときに制限時間を設けて練習する癖をつけることが必要です。
子どもが選んだ解答を親がクリックするのもいいと思います
試験時間30分の長さを確認(集中力の練習)
ブロンズの試験時間は約30分です。
最後まで集中できますか?
うちの息子は無理でした。
リスニングがどんどん流れてくるのに、
ねぇ、まだやんの?
もうおわりでいい?
って後半ずっと言ってました。
小学生と違って、ずっと静かに座っている経験のない幼児には、それだけで苦行でしょう。
集中力がもたない!の対策
模擬試験を繰り返して30分に慣れさせることもできますが、おすすめしません。
精神的に未熟なうちに長時間集中を強いるのは、英語嫌いになるリスクがあるからです。
集中力を持続する対策よりも、集中力が少し途切れても大丈夫なくらい英語力を伸ばす方に注力するつもりでいる方が生産的だと思います。
とはいえ、30分がどれくらい長いのか、事前に一度は体験させておくと良いでしょう。
英検ジュニアブロンズの効率的な勉強法
英検ジュニアブロンズで80%以上の高得点を目指すためにやっておきたい学習方法を紹介します。
オンライン英会話を活用
わが家では、オンライン英会話メインで、英語を学んでいます。とくに英検ジュニアを意識せずとも、クリアできました。
オンライン英会話が一般的な英会話教室よりも大きく優れているところは以下の2点。
- マンツーマンレッスンで、ずっと自分の子の番
- 週1回受講で月2,000円台~
コスパに優れ、もっともおすすめなのはKimini英会話です。なんと、あの「学研」のオンライン英会話。予約も取りやすく、英語学習の習慣作りにも適しています。
無料体験もたっぷり10日間あるので、試してみてください。無料体験後の勧誘は一切ないです。
\無料体験10日間+初月10円(1/20まで)/
無料体験だけのお試しも可
英検ジュニアブロンズに合格するためだけに、わざわざオンライン英会話を始める必要はありません。
ただ、子どもの英語を長期的に考えた場合は一つの選択肢にすることをおすすめします。
基本単語を覚える
英検ジュニアで大事なのは、なんと言っても単語力です。
すべての問題は選択問題で、単語さえわかれば、ほとんどの問題が正解できます。
受験のように暗記するのではなく、YouTube等で楽しく学びましょう。
- 動物
- 色
- 乗り物
辺りを押さえてください。
「ラーニング」はすべてを解決
最適解は、オンラインで学べる「ラーニング」です。
ラーニングとは、英検ジュニアに特化したゲーム感覚の学習教材。
英検ジュニアのための英語学習だけでなく、問題や操作方法に慣れることができます。
困ったらラーニングで万事OK
- ドリルで学習して、ゲームで確認
- ゲームでは、間違えた問題が優先的に出る仕様
- 模擬テスト240問搭載
- 1ヵ月2,000円から(1日無料体験あり)
ヘタに問題集買うよりコスパもいいし,何より実践的です。
結構よくできた学習システムなので、無料体験で使ってみてください。
≫英検ジュニア オンライン学習1日無料体験
1日経っても勝手に自動継続にならないので安心ですよ。
英検ジュニア ブロンズに挑戦してみよう
子どもの英語力がどれくらい育っているか確認するのに持ってこいの英検ジュニア。そして登竜門・ブロンズ。
本記事では、英検ジュニア ブロンズについて、息子の体験を含めて詳細に解説してきました。
英検ジュニア(ブロンズ)は、リスニングのみのオンラインテスト。
英単語や簡単な挨拶がわかれば受験は可能。
ただし、幼児の場合はパソコンの操作方法や30分間集中できるかなどの課題がある。
高得点を目指すためには、実践に即した「ラーニング」が安くて効果的。
お子さんが英語を習っているなら、力試しに挑戦してみてください。
また、子どもの英語学習にはオンライン英会話が最適です。安い・いつでも・どこでも、三拍子そろっています。
おすすめの子どもオンライン英会話は以下の記事で詳しく解説しています。
独自アンケートとわが家の経験から、点数と順位を付けてます。
オンライン英会話はマンツーマンレッスンが基本なので、発話機会が多く、確実に成長できますよ。
※英検Jr.は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。