英検準2級に1週間で受かりたい！すぐやるべきこと3選

今から間に合う勉強方法ってある？

短期間で合格できる秘訣はないの？

英検準2級の合格には、日々の学習や現在の英語力がものを言います。

でも、1週間で何とか受かりたい！

そんなあなたに向けて、この記事では英検準2級の合格率を最大まで高めるコツや勉強方法を紹介します。

効率的に点を取る方法が分かれば、残り1週間でも受かる確率はグッと上がります。

なお、英検準2級の面接まで1週間しかない人は以下の記事を参考にしてください。今からでも十分合格できる方法を紹介しています。

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しげる

元英語教師 ＆ 二次の父

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約1,500人の小・中学生を指導。英語が得意な子の共通点を知る。TOEIC895点取得。娘と息子で20社以上のオンライン英会話を有料会員として経験。
娘(現在小3)→英検3級(中3レベル)/息子(現在小1)→4級挑戦中(中2レベル)

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英検準2級に1週間で受かりたい人がすぐやるべきこと3選

英検準2級に1週間で受かりたい人は、本当に点数に繋がることだけに注力する必要があります。

攻略の核は以下3つです。今すぐに実践してください。

なお、英検準2級の当日をノー勉で迎えてしまった人は以下の記事を参考にして、少しでも合格できる確率を高めましょう。

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合格ラインと学習の優先順位を把握

まずは英検準2級について知ることが必要です。

どこでどれくらい点数が必要か把握してから勉強を始めないと、効率的な学習はできません。

英検準2級の合格ライン

英検準2級の合格ラインは公式により約60%と公表されています。

ライティング問題以外のすべてが選択問題ということもあり、決してハードルは高くありません。

ただし、CSEスコアが採用されているため、問題全体の60%正解していればOKというわけではないので注意。

英検準2級の配点と合格ラインは以下のとおりです。

一次試験で注意すべきは、各技能の問題数が異なることです。

全68問。リーディングが37問、ライティングが1問、リスニングが30問で構成されています。ライティングは1問で600点満点です。

なお、各技能の点数のバランスは関係ありません。1,800点満点中1,322点取れればOK。

1,322点って言われても全然ピンと来ない……

結局、英検準2級は何問正解すれば合格なの？

と思った人は、英検準2級のギリギリ合格点の記事を参考にしてください。

受験者40名の採点結果を独自に集め、正当数と合否の関係を徹底的に分析しました。筆記とライティングで半分以下しか合っていないのに合格した人もいます。

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学習の優先順位

一次試験の場合、以下の順で合否に与える影響が大きいです。

ライティングはたった2問で全体の1/3を占めます。ライティングを失敗するだけで、他でどんなに点が取れても不合格です。

ライティングは難しそうに感じますが、コツを押さえて学校や塾の先生に数回添削してもらえば簡単に合格点が取れます。採点も甘め。

英検準2級のライティングの攻略法は、以下の記事を参考にして練習してください。型に沿って書くだけで、合格点は楽に取れます。

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まとめると、

が基本です。本当は、全部頑張ってもらいたいところですが、あなたには時間がありません。

合格する確率を上げるために、必要なところに必要な時間を使うしかありません。

過去問を一度解いて現在位置を把握

時間を計って過去問を一度解きましょう。現在の自分のレベルを確認するためです。

「どれくらい正解できたか」「苦手な分野が何か」を把握することで、苦手に焦点を当てて効率的に対策できます。

これにより、何を何点あげる必要があるか、学習目標が明確になります。

また、短期間でスコアを伸ばす場合、苦手分野を集中的に学習する方が合格しやすいです。

各分野の学習方法や攻略テクニックもこの記事内で解説しているので、参考にしてください。

しげる

攻略テクニックは、知ってるだけで即効性あり！

なお、現時点で筆記・リスニングで40％以上(67問中27問)できていれば、残り1週間で合格できる可能性が高いです。

なぜなら、本番では筆記・リスニングを半分以上間違えても、ライティング次第で十分合格可能だから。

ライティングは2問で600点で、合否に大きな影響があります。しかし、英検のライティングは採点が甘く、中学1～2年生で習った表現や単語でOK。

スペルミスが2～3個あっても4点中1点減点されるレベル感です。補足文を入れてないからといって減点されることもありません。

何だか受かる気がしませんか？

まずは、過去問を解いて、自分の不得意を確認してください。

語彙を増やす練習を中心に行う

英検準2級を短期間で攻略するには、語彙数を増やすのは必須です。

過去問で苦手分野が分かっても、単語の暗記は同時並行で行わなければなりません。

なぜなら、英検の合格率は単語力に比例しているからです。

英検の単語練習は、旺文社の「でる順パス単」が王道。

単語1,100個と熟語400個掲載。

1週間で1,000個って……

と思う人のために、英検準2級によく出る単語を300個に絞って以下の記事にまとめました。

すべて例文付きなので、ぜひご活用ください。

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英検準2級の英単語！よく出るランク順に300個紹介

正直、でる順パス単に比べて、網羅性は低めですが、重要単語に絞ってあります。

でも、無料で一瞬で使える分、時間が限られている人にはこっちの方が合ってると思います。

英検準2級に1週間で受かりたい人の勉強法とテクニック

各観点において、解き方のテクニックと勉強法を解説しました。

筆記パートの長文は問題を先に押さえる

長文問題は問題文を先に読むことが常識です。しかも、英検ではご丁寧に出題の順番と文の順番まで同じなんです。

テクニック

実は、英検準2級の大問4の長文読解(メール文と物語文)は出題の問題順に文の上から答えが書いてあります。

過去問を分析したところ、実に長文18個中18個がこのパターンでした。

また、物語文に関しては9個中9個が、一段落につき1問の答えが書いてあり、かなり探しやすいです。

以下の手順を繰り返せば、ほぼすべて正解できます。

勉強法

筆記は、大問1～3の語彙・文法問題のみ勉強します。大問4の長文読解は無視してください。

なぜなら、長文読解は短期間で点数が伸びるものではないからです。

大問4は、テクニックで紹介したことを試してみる程度にし、大問1～3に集中しましょう。

大問1～3は一見文法問題ですが、実は語彙力を試す問題が8割を占めています。何よりも語彙数を増やすことが重要です。

大問1～3は単語と語彙が勝負なので「でる順パス単」で対策してください。

文法や長文も勉強したい場合は「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめです。しかし、残り1週間しかない場合は非効率なのでおすすめできません。

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単語を覚えるのが最短距離

英検準2級によく出る文法を徹底解説した記事もあるので、参考にしてください。

筆記問題の大問ごとに攻略法を解説しているため、役に立つはずです。

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英検準2級の文法一覧と対策┃過去問から分析

リスニングの点数爆上げ方法

学習の優先順位の低いリスニングに、勉強時間はあまり割く必要はありません。

なぜなら、長文読解同様に今までの積み重ねや慣れが重要だからです。1週間程度の勉強では、大きな成果は期待できません。

ただ、ここで紹介するテクニックを身に付けると点数が簡単に上がります。問題集や過去問を使って何度か練習する程度に留めましょう。

テクニック

絶対やるべきリスニング攻略テクニックは、ずばり事前に選択肢にメモすることです。

たったこれだけで、面白いくらい点数が上がります。

実際、この方法を伝授した瞬間、正答率が20％近くアップする生徒がほとんどでした。

すべて和訳すると、いくら時間があっても足りません。動詞や名詞に着目し、時間をかけずにメモしてください。

また、メモする時間を捻出するため、筆記を5分～10分ほど早く終わらせることも重要です。

勉強法

リスニングが流れる前に選択肢にメモを取って、実際に答える練習を2～3度行ってください。あとの時間はライティングや単語の暗記に使いましょう。

「でる順パス単」で単語を覚えれば、聴き取りや選択肢の読解に生きます。リスニングへのいい影響あり。

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結局は単語

あとは、私の作った動画を使って練習してください。和訳も読み上げるので、スキマ時間に聴いているだけでもいい練習になります。

ライティングで難しい単語・表現を使うのは無駄

1問で600点配点されているライティングは、最も重要です。

筆記とリスニングで40％程度しか正解できなくてもライティングが高得点なら合格の可能性があるほど。

しかも、練習次第でもっとも点数を上げやすいのがライティングです。

テクニック

ライティングのコツは、型と決まり文句を押さえることです。準2級のライティングでは難しい単語や表現は不要。

型に当てはめて書けば、必要な語数を確保しつつ、各観点で高得点が取れる文ができます。

準2級のライティングでは、自分の意見に対して必ず理由を2つ入れなければなりません。

この「理由」が弱いと減点されます。

準2級のライティングの「理由」は、自分の感情や経験のみで答えるのはNGです。必ず、一般論や考えを入れましょう

英検準2級のライティングの詳しい書き方は以下の記事を参考にしてください。数日あれば、見違えるように成長できます。

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英検準2級ライティングは決まり文句で簡単攻略┃使える表現を紹介

勉強法

ライティングを攻略するために、毎日1問以上は書く練習をしてください。もっとも時間をかけるべきパートです。

ライティングの具体的な練習方法は以下のとおりです。

英検準2級の過去問で筆記とリスニングで70％以上取れた人は、英検公式HPの過去問だけで十分です。無料だし、模範解答も付いています。

筆記とリスニングで50％に届かない場合は、ライティングで高得点を狙う必要があります。アスク出版の「英検準2級ライティング大特訓」で集中的に鍛えましょう。

分野別の最重要トピックが載っているため、自分の引き出しを増やせます。

英作文を書いたら、学校の先生や英語の得意な人に必ず添削してもらってください。

なぜなら、自分で書いた文の間違いや弱点に気づくことは難しいからです。添削なしでのライティング練習は、本質的ではなく非効率。

書く⇒添削⇒書く⇒添削と、繰り返すことで、語彙や文法力だけでなく、アイデアの整理や文章構成のスキルも養われます。

もし、添削してくれる英語のプロが身近にいなければ、オンライン英会話を使ったライティング練習が手軽でおすすめです。

意外と知らない人が多いんですが、オンライン英会話なら、スマホひとつで、いつでも英検のプロの指導が受けられます。

しかも、ライティングを何度か見てもらうだけなら、無料体験だけでも十分。

手軽にすぐ無料体験できるスクールで、英検のライティング対策におすすめなのはENC/GNAです。

英検合格に特化したスクールで、英検対策のプロが丁寧に教えてくれます。

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≫ENC/GNAの口コミ・体験談はこちら

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ENC/GNAの口コミ・評判は？メリット・デメリットも紹介

あとは、私のYouTubeチャンネルでも詳しく解説してます。必見。

二次試験(面接)は実践練習を大事に

英検準2級の二次試験は、合格率が8割以上です。一次試験に合格してから時間があるため、今はまだ考えなくて大丈夫。

しかし、この記事をここまで読むような勉強熱心な人はきっと一次試験に合格する可能性が高いです。二次試験についても少し解説しておきます。

テクニック

英検準2級の二次試験(面接)には、それぞれの問題に解答のコツがあります。

これらの方法を知り、模擬練習を何度か行えばOK。もともと合格率が8割以上の試験なので、一次試験に比べて難易度は低いです。

詳しくは、英検準2級面接の裏ワザを紹介した記事を参考にしてください。短期間で合格できる練習方法も載せています。

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英検準2級面接の裏ワザ！解答のコツと無料でできる超効率練習法

勉強法

二次試験(面接)は模擬練習が必須です。

学校や塾の先生に見てもらうのが難しい場合は、家族や友人に練習してもらってください。

面接の攻略は、以下の動画を参考にしてください。

家族や友人が英語が苦手なら、学研のオンライン英会話・Kimini英会話を試してください。10日間無料なので、計10回無料で練習できます。

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Kimini英会話の面接練習の様子が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。小学3年生の娘が実際に受講しました。

≫Kimini英会話の英検面接レッスン体験談

ライティング対策で紹介したENC/GNAでも面接練習は可能です。

しかし、Kimini英会話なら、ちょうど一次試験の合否が出てから二次試験までの間を無料で受講できます。

英検準2級に1週間で受かりたい場合にやってはいけないこと3選

合格できないパターンを紹介します。以下3つは絶対に避けてください。

過去問ばかりやる

たまに、過去問ばかり繰り返す人がいますが、ハッキリ言って非効率です。

確かに過去問中心で結果を出す人もいます。しかしそれは、試験まで数ヶ月間あったり、出題範囲の勉強が一通り終わったりした人向けです。

少なくとも、本番まであと数日しかないあなた向けではありません。

過去問をやるなら、せいぜい最初の実力把握の1回と試験直前の1回だけにしましょう。

3回分の過去問なら、英検の公式HPから無料でダウンロードできます。リスニング音声と回答付き。

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ライティング対策と単語の暗記が再優先

夜更かしして勉強する

短期間で試験勉強をすると、つい睡眠時間を削りがちです。

しかし、寝不足だと学習の定着率が下がります。

個人差はありますが、最低6～7時間は寝る時間を確保しましょう。

あきらめる

絶対にあきらめないでください。ただの精神論ではありません。

なぜなら、英検準2級の合格点はあなたが思っているよりも遥かに低いからです。

英検準2級の合格点は約60%と言われていますが、実際は正解数が半分以下でも合格していることも多いです。

事実、私が中学教師だった頃、一次試験後の自己採点をして「絶対落ちた」と嘆いていた生徒の約2/3は合格でした。

少なくとも、「絶対に無理」ではないことが分かります。

それでも心配な人は、以下の記事で英検準2級のギリギリ合格点について解説しているので、ぜひ目を通してください。

たぶん、「なんだか行けそう！」と思えるはずです。

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本気でやれば英検準2級は1週間でも十分合格可

この記事では、英検準2級に1週間で受かりたい人のために、各項目のコツや効率的な学習法を紹介しました。

いかに効率的に学習するかが大切です。

優先順位をはっきりさせ、紹介したテクニックや勉強法で苦手分野を攻略しましょう。

健闘を祈ります。

※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。