【英検®5級リスニング】合格する3つのコツと大問ごとの解き方を解説

第1部は疑問詞(What / When / Where)を最優先で拾う。
第2部は選択肢を先読みして「違うところ」だけ見る。
第3部はイラストから先に情報を拾い、音声で答え合わせする。

リスニングのコツってあるの?
英検5級の一次試験で、意外と差がつくのがリスニングです。
リーディングがある程度できても、リスニングがボロボロだと合格ラインに届かないことも。
そこでこの記事では、次の3つを中心に解説します。
この記事を読み、英検5級リスニングを「落とさない得点源」にしていきましょう。
英検5級の当日の流れや雰囲気を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

リスニング練習には、私のYouTube動画を使ってください。
英検5級リスニングの全体像

英検5級のリスニングは、全25問・3つの大問で構成されています。
まずは全体像をつかみましょう。
出題内容
まずは「何が何問出るか」を固定で覚えておきましょう。
| パート | 内容 | 問題数 | 形式の特徴 |
|---|---|---|---|
| 第1部 | 会話の応答文選択 | 10問 | イラストあり/3択(選択肢は放送) |
| 第2部 | 会話の内容一致選択 | 5問 | 4択(選択肢は紙に印刷) |
| 第3部 | イラストの内容一致選択 | 10問 | イラストあり/3択(文が放送) |
詳しくは、本記事の「英検5級リスニングの問題内容」で解説しています。
合格には何点必要?
英検は「CSEスコア」で一次合否が決まります。
5級は、「リーディング+リスニング」の合計で判定されるイメージです。
ただ、学習では「正答数の目標」を置くのが分かりやすいです。
| 目安 | 正答数 (リスニング25問) | 正答率 | 戦略 |
|---|---|---|---|
| 合格を確実にしたい | 18〜20問 | 7〜8割 | リスニングを得点源にする |
| 標準ライン | 15〜17問 | 6〜7割 | 合格圏に乗せやすい |
| 苦手でも狙う | 13〜15問 | 5〜6割 | リーディングでカバー前提 |
「最低5割、できれば6割、余裕があれば7割」この感覚でOKです。
1問の流れ(音声は2回流れる)
英検5級の強みは、音声が2回流れることです。
焦らず2回で回収しましょう。
「1回目で聞けなかった…」は普通です。

2回目が本番だと思ってください。
出題されやすいテーマ・場面
5級は「日常会話あるある」が中心です。
特に出やすい場面を先に知っておくと、耳が慣れます。
「聞かれ方が毎回似ている」ので、過去問を解いていきましょう。
英検5級リスニングの問題内容

ここからは大問ごとに、「何をする問題か」を超シンプルに確認します。
| 領域 | 問題形式 | 内容 | 配点 | 素材 | 選択肢形式 |
|---|---|---|---|---|---|
| リスニング | 会話の 応答文選択 | 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う (放送回数2回 補助イラスト付き) | 10 | 会話文 | 3肢選択 (選択肢読み上げ) |
| 会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える (放送回数2回) | 5 | 会話文 | 4肢選択 (選択肢印刷) | |
| イラストの内容一致選択 | 短文を聞いて イラストの動作や状況を表すものを選ぶ( 放送回数2回) | 10 | 短文 | 3肢選択 (選択肢読み上げ) |
引用:英検®公式ホームページ
大問①:会話の応答文選択
イラストを見て短い会話を聞き、最後に自然な返事を選ぶ(3択)問題です。
ここは「会話全部の理解」より、最後の一言の意図が大事です。
例題

A: Do you want some juice?(ジュースいる?)
- Yes, please.(うん、お願い。)
- At the park.(公園で。)
- On Monday.(月曜日に。)
正解:1
大問②:会話の内容一致選択
2人の会話+質問が流れ、紙の4択から選ぶ問題です。
質問文が完璧に聞けなくても、選択肢の単語で拾える問題が多いです。
例題
A: Let’s go to the library after school.
(放課後 図書館に行こうよ。)
B: Sorry, I can’t. I have soccer practice.
(ごめん 行けないよ。サッカーの練習があるんだ。)
Question: What does the boy have after school?
(質問:男の子は放課後 何がある?)
- Tennis (テニス)
- Soccer (サッカー)
- Piano(ピアノ)
- Swimming(水泳)
正解:2
リスニング第2部はこちらの動画で練習できます。
大問③:イラストの内容一致選択
イラストを見て、流れてくる3つの文のうち「絵に合う文」を選ぶ(3択)問題です。
数字・位置(on/under/next to)が狙われやすいので、先読みが強いです。
例題

選択肢(放送)
- He is under the desk.
(彼は机の下にいます。) - He is on the desk.
(彼は机の上にいます。) - He is behind the desk.
(彼は机の後ろにいます。)
正解:1
英検5級を合格した勉強法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

第1部(イラスト問題)の解き方

第1部は、イラストを見ながら短い会話を聞き、最後に自然な返事を選ぶ(3択)です。
疑問詞(What / When / Where)を最優先で拾う
疑問詞が聞こえた瞬間に、答えの種類が決まります。
まずはこの表だけ覚えてください。
| 聞こえた単語 | だいたい聞かれていること | 正解になりやすい形 |
|---|---|---|
| What | 何?何を? | 物・食べ物・教科など |
| When | いつ? | 曜日・時間・日付 |
| Where | どこ? | 場所(park / home / school など) |
| Who | だれ? | 人(my mother / Tom など) |
| How | どうやって?どれくらい? | by bus / by bike / numbers など |
| Do you / Can you | はい・いいえ系 / 依頼 | Yes / No / Sure など |
例題1(What)

A: What do you want?
(何がほしい?)
選択肢(放送)
- A sandwich.(サンドイッチ。)
- On Sunday.(日曜日に。)
- At school.(学校で。)
正解:1
例題2(Where)

A: Where is your bag?
(かばんはどこ?)
選択肢(放送)
- On the desk.(机の上。)
- It’s red.(赤だよ。)
- Yes, I do.(うん、そうだよ。)
正解:1
例題3(Do you / Can you)

A: Can you help me?
(手伝ってくれる?)
選択肢(放送)
- Sure.(もちろん。)
- In July.(7月に。)
- A pencil.(えんぴつ。)
正解:1
迷ったら消去法で選ぶ
第1部は、消去法がめちゃくちゃ強いです。
「これだ!」が分からなくても、変な選択肢を落とせば当たります。
例題4(消去法)

A: How are you?
選択肢(放送)
- I’m good.
- At the park.
- On Monday.
正解:1
第2部(会話問題)の解き方

第2部は、短い会話を聞いたあとに質問が流れ、問題用紙の選択肢(4択)から選ぶ形式です。
ここはテクニックがハマりやすく、点が伸びます。
筆記の残り時間で選択肢を軽く先読みする
先に選択肢を見るだけで「何が聞かれそうか」が分かります。
第2部の先読みは、“ガッツリ読む”より“テーマ当て”でOK。
例題1(先読み→質問を予想)
選択肢
- By bus.
- By bike.
- By train.
- On foot.
(放送)
Boy: How do you go to school?
Girl: I go by bike.
Question: How does the girl go to school?
正解:2
選択肢は「違うところ」だけを見る
4択を全部じっくり読むと、逆に疲れます。
見るのは“違う単語”だけでOKです。
| 選択肢の並び | どこを見る? | 例 |
|---|---|---|
| 同じ型 (By〜 / At〜 / On〜) | 最後の単語だけ | bus / bike / train |
| 同じ名詞が並ぶ | 数字・曜日など差だけ | two / three / four |
| 文章が長い | 重要語だけ拾う | “after school” “in the morning” |
例題2(違うところだけ見る)
選択肢
- At home.
- At the park.
- At school.
- At the library.
(放送)
Man: Is your brother at home?
Woman: No, he is at the library.
Question: Where is her brother?
正解:4
迷ったら最後に出た情報に注目する
第2部は、会話の最後に答えが出ることが多いです。
聞き逃したときの保険として、「最後に出た重要語」を拾うと助かります。
例題3(最後の情報に注目)
選択肢
- Apples.
- Bread.
- Milk.
- Juice.
(放送)
Boy: I’m hungry.
Girl: Do you want bread?
Boy: No, I want apples.
Question: What does the boy want?
正解:1
ここで1つ注意点です。
第3部(説明文+イラスト)の解き方

第3部は、イラストを見て、流れてくる短い英文のうち「イラストと一致するもの」を選ぶ形式(3択)です。
ここは、「音声が始まる前に勝負が半分終わる」タイプ。
音声の前にイラストから読み取る
音声が流れる前に、次だけ確認します。
- だれがいる?(boy / girl / man など)
- どこ?(park / room / school など)
- 何してる?(run / eat / read など)
- 位置関係は?(on / under / next to)
- 数字はある?(3, 5, 10 など)
チェックするのは5つだけ(物・動き・場所・位置・数字)
以下の5つはチェックしましょう。
| チェック項目 | よく狙われる英語 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 物 | ball / bag / book / umbrella | 何を持ってる?何がある? |
| 動き | running / sleeping / eating | 何してる? |
| 場所 | in the park / at home | どこにいる? |
| 位置 | on / under / next to | どこにある? |
| 数字 | three / five / first | 数字・順番・時刻 |
例題

放送(3つの英文)
- The boy is eating an apple.
- The apple is on the desk.
- The boy is playing soccer.
正解:2
例題(位置が狙い)

放送(3つの英文)
- The cat is under the chair.
- The cat is on the chair.
- The cat is next to the chair.
正解:1
英検5級リスニングでよくある質問

英検5級のリスニングでよくある質問をまとめました。
英検5級対策の単語はどう学べばいい?

でる順パス単(5級)が効率的!
やり方はシンプルにこの流れでOK。
- 1日10〜20語くらいで軽く進める(完璧に覚えなくてOK)
- 見た瞬間に意味が出るまで、同じ範囲を何回も回す
→目安は「0.5秒で意味が出るか」 - できれば音でも確認して、聞いた瞬間に意味が浮かぶ状態にする
ポイントは、1周で仕上げないこと。
薄く何周も回す方が、リスニングで反応できる単語が増えます。
リスニングの音源・過去問はどこ?

公式の過去問で慣れるのが確実です
そのうえで練習の順番はこれがおすすめ。
- 形式に慣れる
- 過去問で時間感覚をつかむ
- 間違えた回は「聞き直し→音読→もう一回解く」で定着
リスニングは解きっぱなしが一番もったいないです。
過去問を確実に解いていきましょう。
まとめ:英検5級リスニングを練習して合格しよう!

英検5級のリスニングは、出題パターンがかなり決まっています。
だからこそ、闇雲に聞き流すよりも「大問ごとの解き方」を固定して練習した方が早いです。
第1部は、疑問詞(What / When / Where)を拾って、答えの“種類”を先に決める
第2部は、筆記の余り時間で選択肢を先読みして、聞くポイントを絞る
第3部は、音声前にイラストをチェックして(物・動き・場所・位置・数字)で勝負する
あとは、過去問や練習問題で「同じ解き方」を何度も繰り返すだけ!
あなたの英検2級合格を、心から応援しています。
※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。







