英検®準2級プラス二次試験の流れを網羅┃受付・試験内容・終了後まで解説

- 準2級プラスの二次試験は約7分・質問は4問で、流れは毎回同じ
- 評価されるのは英語力だけでなく、落ち着いた受け答え
- 本番と同じ流れの模擬面接で練習すれば、当日あわてない

準2級プラスの面接って、どんな流れで進むの?
一次試験に合格したら、次は二次試験の対策が必要です。
初めての準2級プラスの面接だと、会場で何が起きるのか分からず不安になりますよね。
ただ、英検の二次試験は、受付から退室までの流れが毎回決まっています。
この記事では、英検準2級プラスの二次試験の流れについて、以下の内容を解説します。
最後まで読めば、当日の動きが頭に入り、落ち着いて面接に臨めますよ。
短い期間で面接に受かるための方法は、以下の動画で解説しています。
英検®準2級プラス二次試験の流れ

英検準2級プラスの面接は約7分です。
英検準2級プラスの二次試験は、会場に着いてから帰るまで、大きく3つの場面に分かれます。
二次試験の終了時間は、以下の記事で紹介しています。

受付~試験開始前
準2級プラスの二次試験では、会場に着いてから面接室に入るまでに、次の3つのステップがあります。
受付をする
会場に着いたら、まず受付を済ませます。
集合時間は二次受験票に書かれているので、前の日までに確認しておきましょう。
受付は集合時間より前から始まることが多いので、15〜30分前に着くと安心です。
持っていく書類は、一次試験をどこで受けたかで変わります。
| 一次試験を受けた会場 | 持っていく書類 |
| 本会場 | 本人確認票(写真を貼る)・二次受験票 |
| 準会場(一次試験免除の人も含む) | 二次受験票(写真を貼る) |
一次試験の会場がどちらの場合でも、共通して次のものが必要です。
本人確認のルールが変わり、身分証明書は顔写真付きの原本しか使えなくなりました。
コピーやスマホで撮った画像では認められません。
上履きは、会場によって使わないこともありますが、公式の持ち物に入っているので持っていきましょう。
受付が終わると、首にかける「受験者証」を受け取ります。
スマホは電源を切って受験者証のケースに入れ、二次試験が終わるまで使えません。

同じ色のストラップをつけている人が、同じ時間帯の受験者です
待機場所で待つ
受付が終わったら、案内された待機場所(控室)に移動します。
ここで、氏名や受験番号を書く「面接カード」を記入します。
順番が来るまで、落ち着いて待ちましょう。

面接カードは面接官に渡すので、なくさないでね
面接室前へ移動
自分の番が近づくと、係員に呼ばれます。
一度移動すると控室には戻れないので、荷物はすべて持って移動しましょう。
面接試験(入室~退室)
準2級プラスの面接は、面接官1人とすべて英語でやり取りし、毎回同じ順番で進みます。
準2級ではなく、2級と同じ形式です。
①入室
係員の指示で、面接室に入ります。
ドアが閉まっていればノックをして、「May I come in?」または「Hello.」と言ってから入りましょう。

ノックの回数などの作法は、合否に関係ありません
②面接官とのやりとり
入室したら、面接カードを渡して、指示に従って座ります。
そのあと、氏名と受験する級の確認、簡単なあいさつがあります。
| 面接官の言葉 | 日本語訳 | 答え方 |
|---|---|---|
| Can I have your card, please? | カードをください。 | Here you are. |
| Please have a seat. | 座ってください。 | Thank you. |
| May I have your name, please? | お名前は? | My name is 〇〇. |
| How are you today? | 今日の調子はどうですか? | I’m good, thank you. |
| Can you hear me clearly? | 声はよく聞こえますか? | Yes, I can. |
「Can you hear me clearly?」は、声がよく聞こえるかを確かめる質問です。
音読の前のやり取りは、短く答えれば大丈夫です。

音読の前のやり取りは、点数に入っていないようです
③黙読・音読
問題カードを受け取ったら、「Thank you.」と言いましょう。
カードには、55語程度の英文と3コマのイラストが印刷されています。
最初に英文を20秒間黙読してから、英語のタイトルから声に出して読みます。
| 面接官の指示 | 意味 | あなたの行動 |
| Please read the passage silently for 20 seconds. | 20秒間、黙読してください。 | 内容を理解しながら読む |
| Now, please read it aloud. | 声に出して読んでください。 | はっきりとした声で読む |
④【1問目】文章に関する質問
音読した英文について、質問されます。
答えは英文の中にあるので、問題カードを見ながら答えてかまいません。
According to the passage, how can people learn about other cultures?
(この文章によると、人々はどうすれば他の文化について学べますか?)

By talking with people from other countries.
(ほかの国の人と話すことによってです。)

⑤【2問目】3コマ漫画の描写
次に、問題カードの3コマのイラストを見て、話の流れを説明します。
20秒の考える時間があり、カードに印刷された1文目から話し始めます。
吹き出しに英文が入っている場合は、そのまま読み上げて終わりにしないようにしましょう。
20秒の間に、コマごとに何を言うかを決めておくと、あわてずに話せます。
⑥【3問目】カードの話題に関連した質問
2問目が終わると、面接官から問題カードを裏返すように言われます。
ここからは、カードを見ずに答えます。
3問目では、カードの話題に関連した事柄について、自分の意見を聞かれます。
Do you think more people will read books on their smartphones in the future?
(今後、スマホで本を読む人は増えると思いますか?)

Yes. People can carry many books on one smartphone. Also, they can read anywhere.
(はい。人々は1台のスマホでたくさんの本を持ち歩けます。また、どこでも読めます。)

⑦【4問目】日常生活に関する質問
4問目は、日常生活の一般的な事柄について、自分の意見を聞かれます。
答え方は3問目と同じで、立場を言ってから、理由を2文以上で答えます。
Yesなら「Why?(なぜそう思うの?)」、Noなら「Why not?(なぜそう思わないの?)」と聞かれるのが基本です。
理由は自分の好みではなく、多くの人に当てはまる内容にすると、答えやすくなります。
These days, many children are busy with school and club activities. Do you think it is good for children to help with housework?
(最近は、学校や部活動で忙しい子どもがたくさんいます。子どもが家事を手伝うのはよいことだと思いますか?)

Yes. Children can learn useful skills such as cooking and cleaning. These skills will help them when they live alone in the future. Also, helping with housework makes their parents’ lives easier.
(はい、そう思います。子どもは、料理や掃除などの役立つスキルを学べます。こうしたスキルは、将来一人暮らしをするときに役立ちます。また、家事を手伝うことで、親の生活が楽になります。)

⑧退室
すべての質問が終わると、面接官から終了を伝えられます。
| 面接官の言葉 | 日本語訳 | 答え方 |
|---|---|---|
| This is the end of the test. | これでテストは終わりです。 | OK. |
| Could I have the card back, please? | カードを返してもらえますか? | Here you are. |
| You may go now. | 退室してかまいません。 | Thank you. Goodbye. |
問題カードを返したら、あいさつをして、荷物を持って退室しましょう。
面接の流れに沿って、やりがちなミスを確認できる動画も参考にしてください。
2級の出題形式は準2級プラスと同じですが、単語や文法の難しさが違う点だけ注意しましょう。
終了後
英検準2級プラスの二次試験が終わったら、控室には戻らず会場を出ます。
待っているほかの受験者と話すことはできません。
- 問題カードを返したか確認する
- 荷物を持って静かに退室する
- 会場を出るまでスマホの電源は入れない
もし不合格だった場合も、一次試験免除を使えば、翌年度の同じ回まで二次試験から受け直せます。
落ちる原因と、落ちたときのことは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
英検®準2級プラス二次試験の流れを覚えて合格するには

英検準2級プラスの二次試験の流れは、知るだけでなく、体で覚えると本番で落ち着いて話せます。
次の2つのステップで練習しましょう。
シミュレーション動画で流れを確認する
準2級プラスの面接の流れは、まず動画で確認するのがおすすめです。
入室から退室までの動きを目で見ておくと、当日の緊張がやわらぎます。
| 動画で見るポイント | チェックすること |
|---|---|
| 入室〜退室の動き | あいさつ・カードの受け渡し・退室のしかた |
| やり取りのテンポ | 面接官との会話のリズム |
| 20秒の考える時間 | 2問目の前に何を考えるか |
下の動画は2級のシミュレーションですが、出題形式は準2級プラスと同じです。
単語や文法の難しさが違うほか、準2級プラスでは吹き出しに英文が入っている場合がある点を注意しましょう。
動画を見ながら、自分が受けているつもりで声に出して答えてみましょう。
本番と同じ流れで実践練習する
英検準2級プラスの面接は、流れを知っていても、静かな部屋で面接官と向き合うと頭が真っ白になりがちです。
そのため、本番と同じ流れで、声に出して練習しておくことが大切です。
面接練習は、以下の方法が考えられます。
身近に練習相手がいない人は、オンライン英会話の模擬面接を使うのがおすすめです。
学研の「Kimini英会話」なら、スマホ1台で本番と同じ流れの面接練習ができ、無料体験だけでも試せます。
オンライン英会話で面接練習をするメリットは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

英検®準2級プラスの二次試験概要

英検準2級プラスの二次試験は、面接官1人と英語でやり取りする、約7分の面接です。
試験の内容と合格点を確認して、効率的な対策をしましょう。
試験内容
準2級プラスの二次試験では、55語程度の英文を音読したあと、4つの質問に答えます。
| 問題 | 内容 |
|---|---|
| 音読 | 55語程度の英文を20秒黙読してから読む |
| No.1 | 英文の内容についての質問 |
| No.2 | 3コマのイラストの展開を説明する |
| No.3 | カードの話題に関連した事柄について意見を言う |
| No.4 | 日常生活の一般的な事柄について意見を言う |
準2級プラスの面接は、準2級ではなく2級と同じ形式です。準2級と準2級プラスの違いを把握しておきましょう。
| 準2級 | 準2級プラス | |
|---|---|---|
| 質問の数 | 5問 | 4問 |
| イラストの問題 | 1枚の絵の人物の動作を言う | 3コマの流れを説明する |
| 最後の質問 | 自分のことを聞かれる | 一般的な事柄について意見を言う |
準2級の面接を受けたことがある人は、答え方の違いに注意してください。
合格点
英検準2級プラスの二次試験の合格基準スコアは、625点満点中427点です。
一次試験と二次試験のスコアは合算せず、それぞれで合否を判定します。
英検は正解した数をそのまま点数にする方式ではないため、「何問できれば合格」とは計算できません。
一次試験の合格点もあわせて、以下の記事で紹介しています。

英検®準2級プラスの二次試験に関するよくある質問

英検準2級プラスの二次試験について、よくある質問に答えます。
集合時間のどれくらい前に行けばいいですか?

15〜30分前に着くと安心です
受付は集合時間の30分ほど前から始まり、会場に着いた順に面接を受けることが多いです。
早めに着くと、そのぶん早く終わりやすくなります。
集合時間から何分後に終わるかは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

質問が聞き取れないときや、答えに詰まったときはどうすればいい?

「Pardon?」で聞き返して大丈夫です
自然な流れでの聞き返しは、減点されません。
ただし、何度も聞き返すと減点の対象になるので、聞き返しすぎには注意しましょう。
考える時間がほしいときは「Well,」や「Let me see.」でつないで、何か口に出しましょう。
面接でよく聞かれる疑問は、以下の動画でまとめて答えています。
面接に落ちるのはどんな人?

準2級と同じ答え方をする人や、緊張で黙ってしまう人です
準2級プラスの面接は2級と同じ形式なので、準2級の答え方のままだと点を落としやすくなります。
面接内容を理解し、何度も練習すれば、流れを自然に覚えられるようになります。
英検準2級プラスに落ちる原因とその対策は、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

準2級プラスの面接に裏ワザや決まり文句はありますか?

あります。決まり文句を覚えておきましょう
英検準2級プラスの面接中に言葉が詰まっても、以下のフレーズを使えば自然に間をつなげられます。
| シーン | よく使う表現 | 日本語訳 |
| 聞き返したいとき | Could you say that again? | もう一度言っていただけますか? |
| 考える時間が欲しいとき | Let me think. | 少し考えさせてください。 |
| 答えに迷ったとき | I’m not sure, but… | よくわかりませんが〜と思います。 |
英検準2級プラスの面接で使える裏ワザや使える表現は、以下の記事で紹介しています。

面接の答え方の裏ワザは、以下の動画でも解説しています。
2級の出題形式は準2級プラスと同じですが、単語や文法の難しさが違います。
以下の2級の動画を参考にしてください。
面接の問題はどこで練習できますか?

サンプル問題と2級の問題で練習しましょう
二次試験の過去問は公開されていませんが、英検の公式サイトでサンプル問題を1回分見られます。
準2級プラスの面接は2級と同じ形式なので、2級の問題で練習するのもおすすめです。
以下の動画は2級の基本問題ですが、出題形式は準2級プラスと同じです。
ただし、2級のほうが準2級プラスより、単語や文法が難しい点に注意しましょう。
英検®準2級プラスの二次試験は流れを知れば怖くない!

この記事では、英検準2級プラスの二次試験の流れとポイントを解説しました。
- 準2級プラスの二次試験は約7分・質問は4問で、流れは毎回同じ
- 評価されるのは英語力だけでなく、落ち着いた受け答え
- 本番と同じ流れの模擬面接で練習すれば、当日あわてない
英検準2級プラスの二次試験は、流れを知っておくだけで、当日の緊張を減らせます。
あとは、本番と同じ流れで声に出して、練習回数を増やしましょう。
練習を重ねれば、きっと「緊張せずに話せた!」と感じられるはずです。
あなたの英検準2級プラスの合格を応援しています。
※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。






