英検®準2級プラスの二次試験で落ちる原因7選!面接でやってはいけないNG行動と対策

- 落ちる原因の多くは準2級との形式のちがいと緊張
- 3コマの説明は過去形、意見は「一般的な理由」で答える
- 本番と同じ流れの模擬面接で、落ちる原因は前もってつぶせる

準2級の面接と同じ準備で大丈夫かな…
一次試験に合格して、残るは面接だけ。
準2級の面接を受けたことがあると、同じ準備で乗り切れそうな気がしますよね。
ところが、準2級プラスの面接は準2級ではなく、2級とほぼ同じ形式です。
準2級のときの答え方のままだと、一次試験に受かる英語力があっても点を落としてしまいます。
そこでこの記事では、英検準2級プラスの二次試験について、以下の3つを解説します。
最後まで読めば、本番までに何を直して何を練習すればいいかがはっきりしますよ。
面接で落ちる人の共通点は、以下の動画でも解説しています。
英検®準2級プラスの二次試験で落ちる原因7選

英検準2級プラスの二次試験で不合格になる人には、以下の共通点があります。
原因1〜3は、準2級の面接を経験した人ほど引っかかりやすい原因です。
落ちる原因を事前に知り、二次試験対策をしましょう。
原因1. No.2を準2級と同じ答え方をしてしまう

準2級のNo.2は、1枚のイラストの中にいる人たちが何をしているかを、1人ずつ答える問題でした。
「A man is reading a book.」のように、1人につき1文言えば十分です。
一方、準2級プラスのNo.2は、3コマのイラストを説明する問題です。
| 準2級のNo.2 | 準2級プラスのNo.2 | |
|---|---|---|
| 何をする? | 1枚の絵の人物の動作を言う | 3コマの絵の流れを説明する |
| 答え方 | 1人1文ずつ・現在進行形 | コマごとに2文ほど・過去形 |
| 準備 | なし | 20秒の考える時間あり |
| 言い出し | なし | 1文目が問題カードに印刷されている |
20秒の考える時間では、コマごとに何を言うかだけを決めておきましょう。

3コマ漫画は、各コマ2文ずつ描写するのが基本です
原因2. 3コマのナレーションを過去形で話せていない
準2級プラスの3コマの説明は、過去形と過去進行形で話します。
問題カードに印刷されている1文目が「One day, 〜.」のように、過去の出来事として始まるためです。
ところが、準2級のNo.2で現在進行形に慣れていると、つい「〜is 〜ing」と現在進行形で答えてしまいます。
✕ Ken is buying some eggs at the supermarket.(現在進行形のまま)
◯ Ken was buying some eggs at the supermarket.(過去進行形)
吹き出しの英文も、そのまま読み上げて終わりにしないようにしましょう。
だれが言ったかを入れて、過去形に変えて話します。
吹き出し:I want to make a cake.
✕ I want to make a cake.(吹き出しを読んだだけ)
◯ Ken said that he wanted to make a cake.
「主語 said that 主語 動詞(過去形)」の型を1つ覚えておけば、吹き出しのあるコマはこの型で答えられます。
英検準2級プラスの面接の裏ワザは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

原因3. 意見を聞かれているのに「自分のこと」で答えてしまう
準2級の最後の質問(No.5)は、「Do you usually read a newspaper?」のように、自分のことを聞かれる問題でした。
準2級プラスでは、No.3はカードの話題に関連した事柄、No.4は日常生活の一般的な事柄について、意見を聞かれます。
そのため、自分の好みや体験だけを理由にすると、質問の答えになりません。
Do you think more people will keep pets in the future?
(今後ペットを飼う人は増えると思いますか?)
✕ Yes. I like animals.
(はい。私は動物が好きです。)
◯ Yes. Pets can make people feel relaxed. Also, more people are living alone these days.
(はい。ペットは人を癒やしてくれます。また、最近は一人暮らしの人が増えています。)
意見を聞かれたら、自分の好みではなく、世の中の多くの人に当てはまる理由を答えましょう。

主語は、質問文に出てくる人やpeopleにすると答えやすいですよ
原因4. 読めない単語で詰まってしまう
面接の最初は、問題カードの英文(55語程度)を20秒黙読してから、声に出して読む課題です。
音読の途中で知らない単語が出てきて、詰まってしまう人がいます。
20秒の黙読では、次の2つだけ確認しましょう。
知らない単語が出てきたら、ローマ字読みでもいいので、そのまま読み進めましょう。
単語の読みを1つ2つ間違えるより、途中で止まってしまうほうがリスクは大きいです。
原因5. 緊張で沈黙してしまう
英検準2級プラスの二次試験で落ちる人に多いのが、緊張で頭が真っ白になり、黙ってしまうケースです。
答えている途中で口ごもるなどして応答が滞る場合は、次の質問に進むこともあります。
考える時間がほしいときは、黙らずに「Well,」「Let me see.」でつなぎましょう。
答えが浮かばないときも、単語だけでもいいので何か言うほうが、無言よりはましです。

7〜8秒を超えると、答えを促される印象です
原因6. 質問の意図とズレた答えをする
質問は聞き取れているのに、聞かれたことと違う答えをしてしまうケースもあります。
とくにNo.1は、音読した英文の中に答えがあります。
自分で考えた答えではなく、英文の中から答えを探しましょう。
- Whyで聞かれたら → Because 〜 で答える
- Howで聞かれたら → By 〜ing で答える
答えは、英文の中の so や in this way の直前にあることが多いです。
質問の最初の1語を聞き取るだけで、答えの形の見当がつきやすくなります。
原因7. Yes/Noや一言だけで答えて終わる
No.3・No.4の意見を聞く問題で、「Yes.」だけで答えて終わるのもよくある失敗です。
意見を聞く問題は、立場+2文で答えましょう。
立場:Yes.
1文目(理由):People can 〜.
2文目(2つ目の理由か、1文目の補足):Also, 〜.

理由が1文だけだと、点数がかなり低くなってしまいます
2文目が思いつかないときは、1文目を言いかえたり、具体例を足したりするだけでも大丈夫です。
英検®準2級プラスの面接で落ちる人の特徴とNG行動6選

準2級プラスの面接で落ちる人には、本番でついやってしまうNG行動があります。
自分が当てはまっていないかを確認しましょう。
無言になる
準2級プラスの二次試験で避けたいのは、質問に対して黙ってしまうことです。
無言のままだと、「答える意思がない」と受け取られてしまいます。
口ごもって答えが止まると、次の質問に進むことがあります。
単語だけでも、シンプルな文でもいいので、とにかく何かを口に出しましょう。
何度も聞き返す
質問が聞き取れなかったときは、聞き返してもかまいません。
英検公式によると、自然な流れの中での聞き返しは減点の対象になりませんが、くり返し聞き返すと減点の対象になります。
聞き返しは1問につき1回まで、と決めておきましょう。

「Pardon?」で大丈夫です
「I don’t know.」と答える
意見を聞かれて「I don’t know.」で終わらせると、答える気がないように受け取られます。
評価の観点には「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」も含まれているので、その面でも積極性がないと見られてしまいます。
自信がなくても、どちらかの立場を選んで理由を言いましょう。

理由を言いやすいほうの立場を選んでかまいません
日本語を使う
二次試験で日本語を使ってしまうと減点対象になります。
考えているときに「えーと」と日本語が出てしまう人も多いです。
面接官とは、すべて英語でやり取りするのがルールです。
つなぎの言葉を英語で1つ決めておくだけで、日本語が出にくくなります。

多用すると逆効果なので、注意してください
リアクションを忘れる
面接官に話しかけられたのに、無言でうなずくだけでは印象が悪くなりやすいです。
二次試験の評価の観点には、「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」が含まれているからです。
ひと言返すだけで、やり取りが自然に進み、緊張もほぐれやすくなります。

入退室の作法は、細かく気にしなくて大丈夫
小さな声・下を向いたまま話す
緊張すると、声が小さくなり、目線も下がりがちです。
答えの内容が合っていても、面接官に聞こえなければ伝わりません。

目を見ると緊張する人は、眉と眉の間を見ながら話すといいですよ
以下の動画で、練習方法を詳しく解説しています。
英検®準2級プラスの二次試験に落ちたらどうなる?合格基準と一次試験免除

英検準2級プラスの二次試験の合格基準スコアは、625点満点中427点です。
一次試験と二次試験のスコアは合算せず、それぞれで合否を判定します。
一次試験免除で二次試験だけ受け直せる
二次試験に落ちても、次の回から一次試験をもう一度受ける必要はありません。
申し込みのときに「一次試験免除」を申請すれば、翌年度の同じ回まで二次試験から受けられます。

とはいえ、せっかく一次試験に受かったなら合格したいですよね
落ちる原因をなくす!英検®準2級プラス二次試験の対策

英検準2級プラスの二次試験に不合格になるのは、緊張と練習不足が原因のケースが多いです。
本番まで時間がない人は、やることを次の3つに絞りましょう。
短い期間で面接に受かるための手順は、以下の動画でも解説しています。
リラックスして臨む心構えをもつ
本番で頭が真っ白にならないためには、メンタル面のケアをしておくことが大切です。
英検準2級プラスの二次試験は、満点を取らなくても合格できる試験です。
合格基準の427点は、625点満点の約7割にあたります。
文法のミスを気にして黙るより、簡単な英語で答えきるほうが点につながります。

減点を恐れず、思いついたら口に出してください
ピンチで何を言うか決めておく
本番で困ったときに言うことを、問題ごとに先に決めておきましょう。
決めておかないと、本番であせって黙ってしまう原因になります。
とくにNo.2とNo.3・No.4は、準2級とは答え方が変わる問題です。
型を決めておけば、緊張しても口が動きやすくなります。
本番と同じ緊張感で面接練習をする
答え方を知っただけで、声に出す練習をしないまま本番を迎えるのは危険です。
二次試験で怖いのは、英語そのものより、静かな部屋で面接官と向き合う空気です。
家でリラックスして解けた問題でも、本番では声が小さくなったり、頭が真っ白になったりするでしょう。

本番と同じ面接練習をするのが大事です
面接練習は、以下の方法が考えられます。
身近に練習相手がいない人は、オンライン英会話の模擬面接を使うのがおすすめです。
Kimini英会話なら、スマホ1台で本番と同じ流れの面接練習ができ、無料体験だけでも試せます。
オンライン英会話で面接練習をするメリットは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

英検®準2級プラスの二次試験に関するよくある質問

英検準2級プラスの二次試験について、よくある質問に答えます。
英検®準2級プラスの二次試験の合格率(落ちる確率)は?

約80%です
英検は2016年度以降、級ごとの合格率を公表していません。
一次試験に合格した人が二次試験を受けるので、合格率は約80%といわれています。
合格率を気にするよりも、合格基準スコアの427点に届く練習を優先しましょう。
一次試験・二次試験それぞれの合格点と、合格に必要な正解数の目安は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

面接官は日本人?外国人?当たり外れはありますか?

ネイティブの面接官のときもありますが、3級〜2級は日本人の方が多いです
面接官は1人で、すべて英語でやり取りします。
話すスピードや声の大きさは、面接官によって違うことがあります。
ただし、評価の観点は英検公式で決められています。
決まり文句やテンプレートはありますか?

あります。面接の本番前に覚えましょう。
No.2の「主語 said that 〜」や、No.3・No.4の「立場+理由2文」のように、問題ごとに使える型があります。
問題ごとの決まり文句は、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

当日の服装は何を着ていけばいいですか?

小学生の受験者もいますし、正直何でも大丈夫です
制服で受ける人も多いですが、私服でも大丈夫です。
緊張しにくい、着慣れた服を選びましょう。
服装の選び方は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

面接で「やらかした」「答えられなかった」と思ったら落ちていますか?

英検は満点でなくても合格できます。
文法のミスや、カタカナっぽい発音も、それだけで不合格になるとは限りません。
小さなミスより、点を落としやすいのは、黙ってしまうことです。
面接に関する細かい疑問は、以下の動画でまとめて答えています。
英検®準2級プラスの二次試験は落ちる原因を知れば怖くない

- 準2級プラスの面接は、準2級ではなく2級と同じ形式
- 3コマは過去形、意見は一般的な理由2文で答える
- 本番と同じ流れの模擬面接で、落ちる原因をつぶしておく
落ちる原因の多くは、英語力より「答え方を知らない」「練習不足で緊張する」ことにあります。
どちらも、本番までの練習で減らせる原因です。
答え方の型を決めたら、あとは声に出して、本番の流れで1回でも多く練習しましょう。
※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。






