英検2級ライティングは決まり文句で合格┃使える表現を紹介

- 「要約問題」と「意見論述問題」それぞれの型を覚える
- そのまま使える決まり文句・使える表現を覚える
- 理由の考え方・構成のコツを身につける
この3つができれば、どんな問題が出ても高得点が取れる。
英検2級の一次試験では、ライティングだけで全体の1/3にあたる650点が配点されています。
ライティングは英検の一次試験で一番重要。リーディングやリスニングの点数が振るわなくても、ライティング次第で合格が狙えます。
とはいえ、「何を書けばいいかわからない」「語数が足りない」と悩んでいる方も多いはず。
そこでこの記事では、以下の3点を中心に、英検2級ライティングを解説します。
中学レベルの単語と文法でも伝わる構成で書ければ、満点も夢ではありません。
型と表現をマスターし、英検2級ライティングを得点源に変えましょう。
また、英検2級ライティングの攻略法を動画で学びたい人はこちらを参考にしてください。
英検2級ライティングの概要!配点や採点基準は?

まずは英検2級のライティングについて、理解しましょう。
英検2級は高校卒業レベルの試験です。しかし、ライティングに関しては、基礎的な表現と単語だけで十分なので、中学レベルの知識があれば高得点を狙えます。
要約問題
要約問題は2024年度から導入された新形式です。
約150語の英文(3段落構成)を読み、45〜55語以内で要点を要約します。
英文の構成はほぼ固定されており、
- 第1段落:テーマ紹介
- 第2段落:そのテーマのメリット
- 第3段落:そのテーマのデメリット
という流れで書かれています。

型を使うとどんな題材でも書ける!
要約では、「テーマ・メリット・デメリット」の3点をそれぞれ1文ずつ、計3文で書くのが基本です。
語数が限られているため、無駄のないシンプルな英文を作成する必要があります。
評価基準
要約問題は、以下の4つの観点で評価されます。
それぞれの観点が5段階で採点され、その合計16点をもとに、CSEスコア650点満点に換算されます。
【要約問題の評価基準】
- 内容(Content)
「テーマ・メリット・デメリット」がしっかり入っているか。 - 構成(Organization)
文の順序が自然で、流れがスムーズか。PREP法(結論→理由→補足→まとめ)や、接続語を適切に使えているかがカギ。 - 語彙(Vocabulary)
単語の使い方や綴りが正確か。スペルが不安な単語は避けるべき。 - 文法(Grammar)
文法が正確に使えているか。現在形・過去形・受け身・副詞句など、中学英語の文法を正しく使いこなせるかを見られる。
各4点満点で採点されるので16点満点です。
意見論述問題も配点が同じなので、合わせて32点満点。それをベースに他の受験者の平均点を加味して計算し、650点中何点になるか算出します。
要約問題は得点源にしやすいです。
問題形式と出題傾向
要約問題は、次のような形式です。
● 以下の英文を読んで,その内容を英語で要約し,解答欄に記入しなさい。
● 語数の目安は45語~55語です。
● 解答欄の外に書かれたものは採点されません。
● 解答が英文の要約になっていないと判断された場合は,0点と採点されることがあります。英文をよく読んでから答えてください。
【問題文(例題)】
When young people travel, some like to make their schedules, while others prefer to go without any plans. There are other ways to travel, too. Some of them choose to join group tours.
Why do they choose group tours? Group tours are popular because all the arrangements, such as transportation and accommodations, are taken care of. Travelers don’t have to worry about planning, which saves time and effort. Additionally, these tours provide opportunities to meet new people, make friends, and share experiences with others. As a result, group tours make visiting popular sights more convenient and enjoyable with the help of knowledgeable guides.
However, group tours have some problems. The schedule might be strict, with little room for flexibility. This can make the trip less enjoyable for some travelers. Additionally, the pace of the tour could be too fast, preventing people from doing everything they want. As a result, some people might feel uncomfortable and not enjoy the trip as much as they had hoped.
【回答例】
Some young people choose to join group tours.
Joining group tours has benefits, such as saving time and making friends.
On the other hand, there are also disadvantages to joining group tours.
For example, the schedule might be too strict or the pace of the trip could be very fast.
指示は毎回ほぼ同じで、変わるのは問題文の英文だけです。英文は150語前後で、3段落に分かれています。段落の内容には決まったパターンがあります。

要約問題は得点源にしやすいです
意見論述問題
英検2級のライティングでは、意見論述問題が出題されます。
「あなたはどう思う?理由を2つ教えてね」という形式で、80〜100語で書いていきます。

準2級と比べて、語数が一気に増えるので注意
「Do you agree ~ ?」や「Do you think ~ ?」などで聞かれます。
書くときは、PREP構成(Point→Reason→Example→Point)に沿って書くのがオススメです。
理由を考えるのが難しいと感じる人でも、PREP構成を使えばスムーズに書けますよ。
評価基準
意見論述問題は、以下の4つの観点で評価されます。
それぞれ5点満点で、合計16点がCSEスコア650点へと換算されます。
【意見論述問題の評価基準】
- 内容(Content)
QUESTIONにしっかり答えられているか。意見と、その理由が2つ書かれていることが必須。 - 構成(Organization)
PREP構成(Point→Reason→Example→Point)で、文の順序や流れが論理的かどうかが評価。 - 語彙(Vocabulary)
難しい単語は必要なし。むしろ、中学〜高校初級レベルの単語を正確に使えているかどうか。スペルミスにも注意が必要。 - 文法(Grammar)
文法が正確に使えているか。
問題形式と出題傾向
● 以下の TOPIC について、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
● POINTS は理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。
● 語数の目安は80語〜100語です。
● 解答は、解答用紙のB面にある英作文解答欄に書きなさい。なお、解答欄の外に書かれたものは採点されません。
● 解答が TOPIC に示された問いの答えになっていない場合や、TOPIC からずれていると判断された場合は、0点と採点されることがあります。TOPIC の内容をよく読んでから答えてください。
【問題文(例題)】
TOPIC
Nowadays, some people say that working from home will become more common in the future. Do you agree with this opinion?
POINTS
・Work-life balance
・Cost
・Technology
【回答例】
It is said that working from home will become more common in the future. I agree with this opinion. I have two reasons why I think so.
First, it makes daily life easier. This is because people can do housework during breaks, and by doing so they have more free time after work.
Second, they can save time. For example, they don’t have to spend time going to work, as a result they can enjoy their life more.
For these reasons that I mentioned,I believe working from home will become more common in the future.
英検2級の意見論述問題は、毎回似た形式で出題されています。
テーマはやや抽象的で、社会問題・環境・テクノロジーなどが多めです。
最近よく出ているトピックはこんな感じです。
簡単な単語や文法でシンプルに書きましょう。
とにかく、「型」を覚えて中学レベルの単語で正確に書くことが最優先です。
それだけで、安定して高得点が狙えますよ!
英検2級ライティング 要約問題で使える表現

読む文は150語程度ですが、英検準2級の長文問題よりは読みやすくなっているので安心してください。
このパートでは、要約問題で使える表現や簡単にまとめる方法をお伝えします。

書き方を覚えれば簡単です
出題文のパターン把握
出題文は、必ず3段落構成になっています。
- 第1段落:テーマ提示
- 第2段落:そのメリット
- 第3段落:そのデメリット
これさえ押さえておけば、どんな問題でも応用が効きます。
【団体ツアーでの旅行がテーマの場合】
- 第1段落:旅行のスタイルはいろいろだけど、団体ツアーを選ぶ人もいます
- 第2段落:準備が不要で楽、新しい人と出会えるなどのメリット
- 第3段落:スケジュールが厳しい、自由がないといったデメリット
このように、毎回似た構成なので慣れておくと強いです。
要約問題の型を暗記
要約は、次の4文で書くと楽です。

文の型だけで30語近く使えるの、コスパ良すぎ!
ここでは、1文目だけ少し注意です。
代名詞(they, itなど)が出てきた場合は、必ず具体的な名詞に直しましょう。
【例】
Some of them choose to join group tours.
↓
Some young people choose to join group tours.(OK!)

誰のことか具体的に書こう!
2、3文目の答え方
2文目はメリット、3〜4文目はデメリットを伝えるパートです。

2文目と4文目は自由に調整してOK!とにかく45〜55語に収めるのが大事!
要約問題では、内容・構成・語彙・文法の4観点(各4点)で評価されます。
まずは12点/16点を狙って、「型で覚える練習」から始めましょう!
英検2級の単語に若干不安がある方は、以下の動画を聴き流しながら単語を覚えていってください。
英検2級ライティング 意見論述問題の決まり文句

英検2級のライティングでは、要約問題と、ここで紹介する意見論述問題があります。
「どっちがいい?理由も2つ教えてね」という形式で、80〜100語で英語の意見文を書くことになります。
この問題では、環境問題や社会問題、教育、働き方などのテーマが出題されることが多いです。
でも、英語力以前に「どう答えたらいいの?」って迷う人も多いですよね。

決まり文句を覚えておきましょう
導入文の書き方
英検2級の意見論述問題では、問題文の最初に出てくる「一般論」と「あなたの意見」の2文を使って、導入文を作ります。
まずはこの形をそのまま使いましょう。
この「It is said that〜」の部分には、問題文の1文目の内容を入れ、「I〜」には、2文目からDo youを取り除いた形を入れればOKです。
例えば、「在宅ワークがもっと一般的になると思いますか?」という問題なら…
It is said that working from home will become more common in the future. I agree with this opinion. I have two reasons why I think so.
理由の考え方
意見論述では、2つの理由を考える必要があります。でも、いきなり理由を英語で2つ書けと言われても困っちゃいますよね。
そこでおすすめなのが、「6つの引き出し」から考える方法です。
これらの観点から、自分の意見に合った理由を選びましょう。
たとえば、在宅ワークについて「便利さ」や「時間の節約」で理由を書くとこんな感じになります。

理由はなるべくシンプルに!
補足文の考え方
理由のあとには、必ず補足文を入れます。以下の3つの形のどれかを使えば、簡単に書けます!
たとえば、「It saves a lot of time.」という理由に対しては、
For example, they don’t have to spend time going to work.
と続けると自然です。
さらに語数が足りないときには、以下のような「つなぎフレーズ」を使って、補足文をパワーアップさせるとGOOD!

準2級面接でよく出てきた表現ですね
まとめの書き方
まとめの文では、自分の意見をもう一度書きます。
For these reasons that I mentioned, I believe that 〇〇.
〇〇には、自分の意見を簡単に言い直した文を入れましょう。
ポイントは、導入文と同じ文を使うこと。
同じ表現の繰り返しは減点対象ですが、無理に言い換えようとして文がおかしくなるよりマシです。
以下の動画では、2級ライティングの意見論述問題を練習できます。
英検2級ライティングの注意点

英検2級のライティングを解答するうえで、注意点が3つあります。
語数に縛られすぎない
要約問題45~55語、意見論述問題80~100語という指定がありますが、あくまで目安です。
実際は、5~8語程度オーバーしても満点の人もいます。語数が少ない場合は減点こそされますが、10語程度の不足でも内容がしっかり書けていれば8割取れる場合もあります。
とはいえ、できることなら指定の単語数に収めたいところ。
語数を稼ぐためには「5W1Hを意識して使う」ことが有効です。
5W+1Hとは、「when, where, who, what, why, how」のことで、これらの情報を盛り込むと、内容の濃い文章で自然に語数が稼げます。
試験全体の時間配分を意識
英検2級の試験時間は、筆記85分、リスニング約25分の合計110分です。
セクション | 問題数 | 試験時間 |
リーディング | 31問 | 85分 |
ライティング | 2問 | |
リスニング | 30問 | 約25分 |
- 筆記85分のうち、最低30分はライティングに充てたい
- 試験開始と同時に手を付けるのもあり
ライティングは、リーディングと比べて1問あたりの配点が大きいです。優先順位が高いです。
添削は必須
ライティングの添削は、必ず1度は英語の得意な人に見てもらいましょう。
英語が得意でも英検に知見がないと、意見と理由に説得力があるかどうかの微妙なラインが分からないこともあります。
身近に添削ができる人がいない場合は、添削サービスもぜひ検討してみてください。

ライティングが得点源になると強い!
英検2級ライティングの必須対策1選

英検3級ライティングのもっとも効率のいい勉強方法は、ずばり実際に書いてフィードバックを受けることです。
むしろ、これ以外の勉強法は遠回りで本質的ではありません。なぜなら、自分で書いた文の間違いや弱点に気づくことは難しいからです。
ライティングのコツを押さえたら、必ず英語の先生や塾の先生など、英語のプロからフィードバックをもらいましょう。
この練習を繰り返すことで、語彙や文法力だけでなく、アイデアの整理や文章構成のスキルも養われます。

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英検2級ライティングのよくある質問

英検2級のライティングについて、よくある質問をまとめました。
スペルミスはどれくらい減点されますか?

スペルミスいくつかで1点減点程度
スペルミスはあまり気にしなくていいです。
減点を気にしてスペルの練習を始めるなんて言語道断。あまりに効率が悪すぎます。
スペルミスが気になるなら、使い慣れた単語に言い換えてスペルミスを防げばいいのです。
分かりやすい英語を使って「伝える」のが大切ですからね。
文字数稼ぎに使える表現がありますか?

あります!
内容を充実させて加点につなげるのが1番いいのですが、文字数稼ぎに使える表現も頭に入れておきましょう。
追加と言い換えの表現、2種類を紹介します。
- 【追加】all over the world(世界中で)、in Japan(日本で)
- 【追加】for the following reasons(次の理由で/最初のI think that~文の語尾につける)
- 【言い換え】FirstやSecond → The first(second) reason is that ~.
- 【言い換え】Also → Another significant point is ~.(もう1つの注目すべきポイントは)
文字数稼ぎに気を取られて、内容が薄くならないように気を付けてくださいね。
ライティングは最低何点取らないと合格できない?

最低でも半分は取ってほしい
ぶっちゃけ、リーディングとリスニングが満点なら、ライティングがダメダメでも合格できます。
しかし、ライティングは決まり文句もあり使える表現も充実しているので、練習次第で実は点が取りやすいセクションです。捨てるのはあまりにももったいない!
半分の325点と言わず、8割の520点を取ってリーディングやリスニングに余裕を作りたいところです。ぜひ前向きに練習してください。
決まり文句や使える表現で英検2級のライティングは高得点!

英検2級のライティングは、「要約問題」と「意見論述問題」の2問構成ですが、どちらも型と決まり文句を押さえれば、高得点を狙える問題です。
特に意識したいポイントは以下の3つです。
英検2級のライティング問題は、出題パターンが決まっている。従って、
- 要約問題は「テーマ・メリット・デメリット」の3文構成が鉄板
- 意見論述は「導入→理由→補足→まとめ」の流れに沿って書く
- 難しい単語よりも、中学レベルの単語と正確な文法が大切
の3点ができれば、どんなにライティングな苦手な人でも、どんな問題が出ても、簡単に高得点が取れる。
上記を抑えたうえで、十分な練習を行ってください。
「自由に書く」のではなく、あらかじめ決められた“型”に沿って、決まり文句を使いながら埋めていくイメージです。
その方がミスも減り、内容・構成・語彙・文法のすべてでバランスよく得点が取れます。
とくにライティングは、実践的な演習とフィードバックが必要です。
学校の先生や塾の先生、オンライン講座をうまく使って対策しましょう。
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