【中学生の勉強法】英単語の覚え方ガイド!正しい努力で確実に点数アップ

中学生に向けの、確実に点数を上げる英単語の覚え方は以下の手順。
- 単語集や単語カードを買う(必須)
- 「分かる」「分からない」で仕分けしてカード化
- 単語カードを覚える
- 時間を空けて繰り返し確認、覚えなおす
どうしても覚えられない英単語はスマホのトップ画面にして見える化すると良い。
まずは、見て意味が分かればOK。「80~90%覚えればOK」のスタンスで。
中学生までに必要な語彙数は約2,500語です。
定期テストや受験に向け、英単語の効率よい勉強法があったら知りたいですよね。
残念ながら、楽して覚えられる裏ワザはありません。しかし、努力した分だけ確実にテストの点数が上がる覚え方ならあります!
本記事では、元中学英語教師の私が、効率的な英単語の覚え方について、以下3点を解説します。
効率よく英単語を覚える方法を、ぜひご活用ください。
中学生向け!やった分だけ点になる英単語の覚え方4ステップ

英語テストの点数を上げる王道の学習法を紹介します。
私がTOEIC895点取るまで及び、10年の教員経験から、本当に身に付く学習方法はこれ以外ないです。

単語を覚えるほど比例して偏差値が上がります
単語帳と単語カードを買う
まずは単語集1冊と単語カードを必ず買ってください。


単語集
単語集の購入は必須です。
たまに、

塾でもらった単語プリントあるから、単語集いらないです!
って人がいますが、95%以上失敗します。
プリントや教科書で英単語を覚えるデメリットを挙げればキリがないです。
デメリット
- 出てくる順番に規則性がない
⇒単語集は出る順・難易度順 - 例文とその意味が載ってない
⇒単語集なら完備 - 不要な単語も載っている
⇒単語集は受験に出るものだけ - やる気が出にくい
⇒単語集なら覚えた数を把握しやすい
というか、本気で学びたいのに単語集に1,000円も払えないとダメです。
単語集は「中学生向け」「1200語以上収録」さえ押さえておけば、正直どれでもOK。本屋さんで、実際に何冊かめくってみて、見やすいものを選びましょう。
熟語やCDは、付いてても付いてなくても関係ないです。どうせ使いません。
「どれ選べばいいか分からない!」
って人は、王道の「ターゲット」を注文してください。とりあえず欲しい要素は全部入ってます。しかも、1,210円(税込)で、他のより安いです。
たまに、本屋さん行って「単語集買ってきました!」と、間違えて大学入試用を買ってきちゃう人もいます。似たようなの多いですからね。
間違えるのが嫌な場合は、上のリンクからポチってください。

「ターゲット」はポケットに入るのもメリット
単語カード
単語カードも買ってください。最初は、300枚くらいは用意したいところ。たぶん、後から買い足すことになりますが。
小さいやつじゃなくて、名刺(5.5cm×9.1cm)くらいの大きいサイズがオススメ。
理由は以下の2点。
- カードの仕分けやシャッフルをしやすいから
- 縦に積んでおいても崩れにくいから
両方とも、覚えるステップでの話ですが、切符サイズの小さいやつだとストレスになります。
イメージをつかむためにリンクを貼っておきますが、正直100円ショップで十分です。

必要なものがそろったら、1日も早く取りかかりましょう
「分かる単語」「分からない単語」で仕分けてカード化
単語集と単語カードを使って「分かる単語」と「分からない単語」に仕分けます。
単語集に載っている単語を、1番から順に目を通し、わからない単語をどんどん単語カードに書く作業です。
仕分け時のポイントは、1秒以上考えて思い出す単語は「分からない単語」にすることです。1秒以内に思い出せない単語は、テストでは役に立ちません。

練習すると、見ただけで分かるようになります
この時点で分かる単語はすでに定着しています。今後確認する必要はありません。
1日100個を目安に仕分け作業を進めましょう。1800語収録の「ターゲット」なら、18日で1周終わるイメージです。
カード化した英単語の暗記
単語100個分の仕分けをし、例えば半分の単語が分からず、50個をカードに書いたとします。
その50個を頭に叩き込みます。以下の流れに沿ってください。
なお、英単語を見て意味が分かればOK。スペルは覚えなくていいです。

- 1秒で分かる
⇒カード化した段階で覚えたもの。明日には忘れている可能性があるが、今日はもう無視してよい。 - 考えれば分かる
⇒1秒以上かかるが、何とか思い出したもの。 - 分からない
⇒いくら考えても思い出せない。最初はほぼこれ。
テンポよく行ってください。
「1秒で分かる」に分類されたカードを除外します。今日はもう触りません。「考えれば分かる」「分からない」のカードのみ、3~5分程度でざっと覚えます。
小テスト直前の休み時間に、あせって勉強するときのイメージです。
覚えるときのコツ
- 何かに関連付けて覚える。
- カードの枚数によって時間を調整。ただし、短時間で。
- 完璧に暗記ではなく、全体を何となく覚える。

長引くとダメです。完璧主義を捨てましょう
STEP1~2を繰り返します。
やればやるほど、「分からない」→「考えれば分かる」→「1秒で分かる」とランクアップしていきます。
今回の分のすべてのカードが「1秒で分かる」になったら終了です。
完璧じゃなくてOK。今日のところは全部1秒で分かるようになった気がすると思えたら十分です。
時間を空けて繰り返し確認、覚え直す
一度覚えた単語カードを、時間を空けてから再度確認します。
具体的には、一旦覚えた単語を一塊にしておき、以下のサイクルで覚え直します。

6回繰り返すと、長期記憶としてほぼ定着します。
ここで言う「〇〇日後」とは、覚え直した日からさらに「〇〇日後」ということです。
また、下の画像のように単語カードの山ごとに「〇〇日後」の日付を書いて貼っておくと楽なのでオススメです。

できれば机の上に置きっぱなしにして、取り掛かりやすくしておく方がいいです。
どうしても覚えられない英単語を覚え方3選

さて、先ほど紹介した方法を使っても、どうしても覚えられない単語が必ず出てきます。
覚えられない単語は、以下の方法で対処してください。
いずれも、見える化するのがポイント。
スマホのトップ画面を活用

覚えられない単語をスマホのトップ画面にしてください。これでほぼ解決します。1日に何十回も見ますよね。
見るたびに、一旦頭の中で読むようにすると効果倍増です。
ゲームキャラの名前にする
ゲームばっかりやっている人に朗報です。
キャラクターの名前を英単語にすると簡単に覚えられます。

ポイントは、無理やりにでも英単語の意味とキャラの特徴を脳内で関連付けることです。
例えば上の画像で、私は以下のように関連付けています。
- infant(子ども)
⇒子どもっぽいビジュアルだなぁ - honor(名誉)
⇒伝説キャラだし、名誉だなぁ - ritual(儀式)
⇒儀式で召喚できそうなモンスターだなぁ - luxury(贅沢)
⇒ダイヤっぽくて贅沢だなぁ
くだらないと思いますか?
でも、5年以上たった今も忘れてません。

これで英語が得意になった生徒、結構いましたよ
日常的に見る場所に紙を貼っておく

地味に効果的な方法です。
洗面所、トイレ、寝室の天井、冷蔵庫、貼るのに適した場所はいくらでもあります。目に入ったら一度心で唱えるなど工夫すると、より身に付きやすいです。
英単語を覚えることが重要な理由

ここでは、英単語の重要性をお伝えします。英単語を覚えたくなること必至です。
覚えた単語数に比例して点数が上がる
英単語を覚えれば覚えるほど、テストの点数は上がります。
単語が分かれば、文法が分からなくても内容を理解できますが、逆に、単語が分からないと手の打ちようがありません。
英単語をほとんど覚えていない人には、英文がこう見えているんです。
