英検®準2級プラスの時間配分を解説! 85分で合格点を取る方法

松本稜也
この記事の結論
  • 筆記は85分。リーディング45分・ライティング35分・見直し5分が目安
  • 準2級プラスの試験時間や問題数は、2級と同じ
  • 「時間配分を理解→過去問で練習」が、合格への最短ルート

準2級プラスって、どんな時間配分で解けばいいの?

時間が足りなくて最後まで解けなかったり、見直しができなかったりしたらどうしようと悩んでいませんか?

2025年に始まった準2級プラスは、筆記の問題数と試験時間が2級と同じです。

準2級と同じ対策をしてしまうと、一気にペースが崩れてしまいます。

この記事では、英検準2級プラスの筆記85分の理想的な時間配分をまとめました。

最後まで読めば、どの大問に何分かけるかが分かり、「時間が足りない…」と本番で慌てることがなくなりますよ。

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英検®準2級プラスの時間配分の目安

英検準2級プラスの試験時間は、筆記(リーディング・ライティング)が85分です。

大問ごとの時間目安を、誰でも真似できる理想ペースでご紹介します。

セクション大問形式・課題問題数時間配分
リーディング
(45分)
大問1短文の語句空所補充17問12分
大問2長文の語句空所補充6問12分
大問3A長文の内容一致選択(Eメール)3問6分
大問3B長文の内容一致選択(説明文)5問15分(後半2〜3分は捨て)
ライティング
(35分)
大問4英文要約1問15分
大問5英作文(意見論述)1問20分
見直し(5分)全体マークミスの確認
リスニングの選択肢先読み
—5分

英検準2級プラスの一次試験の過去問は、公式サイトから確認できます。

リーディング(45分)

リーディングは31問を45分で解きます。

大問ごとに時間を決めておけば、後半のあせりがなくなります。

【大問1】短文の語句空所補充:12分

大問形式・課題問題数時間配分
大問1短文の語句空所補充17問12分

短い文や会話文の空所に、合う単語や熟語を選ぶ問題です。

17問あるので、1問あたり40秒が目安です。

考えても思い出せない単語は、時間をかけずに次へ進みましょう。

大問1のポイント

知っている単語ならすぐ解ける

悩んでも正答率は上がりにくい

浮いた時間を後半の長文に回す

しげる
しげる

大問1は12分以内。ここで粘ると後ろが全部崩れます

大問1は単語力で決まります。

準2級プラスによく出る単語は、以下の記事で紹介しています。

覚えているかチェックしてみてください。

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【大問2】長文の語句空所補充:12分

大問形式・課題問題数時間配分
大問2長文の語句空所補充6問12分

長文が2つ出て、それぞれに空所が3つずつあります。

空所の前後の文を読めば、答えの手がかりが見つかることが多いです。

1つの英文あたり6分の時間配分で進めましょう。

大問2のポイント

英文をすべて読み直さなくていい

空所の前後の文を確認する

時間を使いすぎないように注意する

準2級では2問だった長文の穴埋めが、準2級プラスでは6問に増えています。

準2級の感覚で進めると、ここで時間が足りなくなりやすいので注意しましょう。

【大問3A】内容一致(Eメール):6分

大問形式・課題問題数時間配分
大問3A長文の内容一致選択(Eメール)3問6分

Eメールの文章を読んで、内容に合うものを選ぶ問題です。

6分でテンポよく進め、得点源にしましょう。

大問3Aのポイント

設問範囲が少なく、確実に点を取りたいパート

差出人・宛先・件名を見て、何の話かをつかむ

設問を読んでから本文に戻る

【大問3B】内容一致(説明文):15分

大問形式・課題問題数時間配分
大問3B長文の内容一致選択(説明文)5問15分
(後半2〜3分は捨て)

英検準2級プラスのリーディングで最も時間を奪われやすい難関パートです。

社会的な話題の説明文を読んで、5問に答えます。

最初から「最後の2〜3分は捨てる」と決めて臨みましょう。

大問3Bのポイント

読む範囲が広く、情報整理に時間がかかる

残り2〜3分になったら、未解答をマークして次へ進む

設問を先に読み、探すキーワードを決めてから本文に入る

準2級プラスの動画ではありませんが、2級のリーディングは問題の形が近いので、解き方のヒントになるかと思います。

ただし、単語や文法は2級のほうが難しくなるので、流れをつかむつもりで見てください。

ライティング(35分)

ライティングは、英文要約と英作文(意見論述)の2題です。

2題しかないので、1題書けないだけで大きな失点になります。

35分の内訳は「要約15分+意見論述20分」と決めておきましょう。

【大問4】英文要約:15分

大問形式・課題問題数時間配分
大問4英文要約1問15分

3段落の英文を読んで、25〜35語の英語で要約する問題です。

準2級にはなかった形式で、準2級で覚えたEメールの型は使えません。

英文要約の時間配分は、以下のとおりです。

英文要約の15分の内訳
  • 読む:5分
  • 書く:8分
  • 見直し:2分

本文にある内容を、短く言いかえて並べます。

各段落から大事なキーワードを拾ってつなぐと、骨組みができます。

要約問題の解き方は、2級向けの動画でも流れをつかめるはずです。

問題の形は同じですが、2級は45〜55語、準2級プラスは25〜35語と、書く量が違う点に注意しましょう。

要約の書き方のコツは、以下の2級の記事でも紹介しています。

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【大問5】英作文・意見論述:20分

大問形式・課題問題数時間配分
大問5英作文・意見論述1問20分

英作文は、質問に対して英語で意見を論述する問題です。

語数の目安は50〜60語です。

時間配分は以下を意識してください。

英作文・意見論述の20分の内訳
  • 構成を決める:5分
  • 書く:12分
  • 見直し:3分

型を決めてしまえば、英作文を簡単に作れるようになります。

基本の流れはこの4ステップです。

意見論述の型

自分の意見(I think 〜.)

理由①

理由②

まとめ(For these reasons, I think ~.)

中学レベルの単語だけでも、型を使った読みやすい英文のほうが評価は上がりやすいです。

意見論述の組み立て方は、2級の動画も練習に使えます。

2級は80〜100語で書くので、準2級プラスでは50〜60語に短くまとめるイメージで見てください。

見直しとリスニング先読み(5分)

最後の5分は、見直しとリスニングの準備に使います。

とくにライティングは、ミスを直すだけで点数が大きく変わります。

見直しポイント

文法・スペルの抜けを直す

接続詞・理由の流れを確認する

マークミスがないかを見返す

リスニングは先に選択肢へ目を通しておくと、何を聞き取ればいいかがイメージできるようになります。

リスニングが始まってからでは、選択肢を読む時間がありません。

リスニング先読みのポイント

選択肢の動詞を見て「何を問われるか」を把握

人物名・場所など固有情報を軽くチェック

選択肢の違い(理由・順番・時間)を大まかに見る

先読みのやり方は、2級の動画を見るとイメージがわくかと思います。

リスニングの問題形式は準2級プラスと同じですが、使われる単語は2級のほうが少し難しめです。

英検®準2級プラスで時間が足りなくなる原因

時間が足りなくなる人には、共通した原因があります。

英語力が十分あるのに、時間配分のミスで不合格になる人を何人も見てきました。

原因を先につぶしておきましょう。

全部読もうとしている

リーディングで点が伸びない大きな原因は、英文を全部読もうとすることです。

長文問題は、全文を完璧に理解しなくても解けます。

以下のポイントを意識して、英文を読みましょう。

  • 大問2:空所がある段落を中心に読む
  • 大問3A・3B:設問を先に読み、答えがありそうな段落を探す

必要なのは、問題ごとに必要な部分を正確に読むことです。

捨てる問題を先に決めていない

準2級プラスの一次試験は、正解数の目安が全体の約65%です。

しかも4択なので、適当にマークしても4分の1は正解します。

  • 大問3Bの最後の2〜3分は捨てる
  • 長文の穴埋めが苦手なら、余った時間で最後にやると決めておく
  • 分からない問題はマークだけして次へ進む

本番で「捨てる」と判断するのは難しいので、試験前に決めておきましょう。

捨て問題の決め方は、以下の動画でも話しています。

わからない問題を引きずっている

分からない問題に時間をかけすぎると、その後の問題を解く時間がなくなります。

配分を覚えても、本番では時計を見る余裕がなくなりがちです。

「何分経過でどこにいるべきか」を先に決めておくと、遅れに気づけます。

経過時間いるべき場所
12分大問1を終えている
24分大問2を終えている
30分大問3Aを終えている
45分リーディングを終えている
60分大問4(要約)を終えている
80分大問5(意見論述)を終えている
85分見直しと先読みを終えている

遅れていたら、その時点で1問捨てて次へ進んでください。

しげる
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解ける問題を確実に取るのが、合格への最短ルート!

英検®準2級プラスの時間配分の対策3選

原因が分かったら、次は対策です。

3つとも、今日から練習に取り入れられます。

わからない問題は15秒で切る

考えて分からない問題は、15秒たったら次に進みます。

時間ロスを防ぐためにも、次の行動を徹底しましょう。

選択肢を1つずつ見て、明らかに違うものを消す

残ったものから直感で選ぶ

マークして問題番号に印をつけ、次へ進む

印をつけておけば、時間が余ったときに戻れます。

テンポよく進めることが時間配分の基本です。

ライティング時間の確保を最優先する

時間配分で大切なのは、ライティングの35分を残すことです。

リーディングで粘ってライティングが書き終わらないと、失点が大きくなるからです。

リーディングは31問あるので、1問落としても影響は小さいですが、ライティングは2題しかありません。

リーディングを解け終わっていなくても、45分経ったらライティングへ移るようにしましょう。

しげる
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時間配分を制す者は、一次試験を制します

過去問で時間配分を検証する

過去問を1回解けば、今の自分の立ち位置を知ることができます。

このとき、大問ごとに何分かかったかをメモしながら進めます。

時間がかかった問題を見つけたら、重点的に練習しましょう。

しげる
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過去問は英検公式サイトで3回分を無料でダウンロードできますよ

英検®準2級プラスの一次試験の内容

準2級プラスは高校上級程度の英語力をはかる試験で、一次試験(筆記+リスニング)と二次試験(面接)に分かれています。

時間配分を決めるには、何が出るかを知っておく必要があります。

問題の傾向

準2級プラスでは、準2級より社会的な話題の英文が増えます。

ただし、2級のように医療やビジネスまでは広がらず、身近な場面とつながる話題が中心です。

設問を先に読み、答えに必要な部分だけを読むクセをつけると、得点が伸びやすくなります。

過去問で傾向をつかんでいきましょう。

よく出るテーマ

分野例
身近な生活学校、旅行、買い物
教育学び方、学校の取り組み
科学・テクノロジー新しい技術、便利な道具
自然・環境ゴミ問題、再利用、保護活動

難易度(準2級と2級の中間)

英検公式は、準2級プラスの難易度を高校上級程度としています。

準2級プラスの難易度は、準2級(高校中級程度)と2級(高校卒業程度)の中間です。

ただし筆記時間や問題数は2級と同じです。

項目準2級準2級プラス2級
筆記80分85分85分
リーディング29問31問31問
長文の語句空所補充2問6問6問
会話文の空所補充5問なしなし
ライティングEメール+英作文英文要約+英作文英文要約+英作文
英文要約の語数—25〜35語45〜55語
英作文の語数50〜60語50〜60語80〜100語
リスニング30問(3部)30問(2部)30問(2部)

準2級のつもりで臨むと、大問2で予定より時間を使い、ライティングにしわ寄せがきます。

形式が同じ2級の時間配分も、以下の記事で紹介していますので参考にしてください。

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合格点・合格率

英検準2級プラスは、CSEスコアで合否が決まります。

合格に必要なスコアは公表されています。

試験満点合格基準スコア
一次試験1,875点1,402点
二次試験625点427点
CSEスコアとは?

CSEスコアは、英検の成績を表す点数のことです。

正解した数を、英検が独自の計算で点数に直したものです。

合格か不合格かは、この点数で決まります。

合格率は、英検が2016年度以降、級別に公表していません。

対策サイトで見かける合格率は推定値なので、正解数の目安である65%前後を目標にしましょう。

合格点と正解数の目安は、以下の記事でくわしく紹介しています。

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英検®準2級プラスの時間配分に関するよくある質問

英検準2級プラスの時間配分について、よく聞かれる質問をまとめました。

英検®準2級プラスは受けても意味ない?

しげる
しげる

2級を目指すなら、受ける価値は十分あります

準2級プラスは2025年度に始まったばかりなので、「意味ない」と感じる人もいるでしょう。

ですが、2級を見据えている人には価値があります。

問題形式が2級と同じなので、2級の予行演習になる

準2級と2級の差が大きく、間に1段あると挫折しにくい

勉強した分が、そのまま2級の学習に生きる

一方で、準2級に余裕で合格した人は、受けずに2級へ進む選び方もあります。

飛ばして2級でもいい人・準2級プラスを受けたほうがいい人は、以下の記事で紹介していますので参考にしてください。

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英検®準2級の時間配分と同じでいい?

しげる
しげる

同じではありません。2級の時間配分を意識しましょう

準2級の筆記は80分、準2級プラスは85分です。

準2級プラスは、準2級と比べ試験時間や問題数も増えます。

同じ試験時間と問題数である2級の時間配分を意識して解きましょう。

2級の時間配分は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

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S-CBTの時間配分は違う?

しげる
しげる

リーディングとライティングの85分は同じです

S-CBTでも、リーディング・ライティングは85分で変わりません。

違いは、スピーキングも同じ日に受けることと、解く順番です。

技能時間
スピーキング15分
リスニング25分
リーディング・ライティング85分
合計125分

S-CBTは、スピーキング→リスニング→リーディング→ライティングの順に進みます。

リスニングが先に終わっているので、最後の5分は先読みではなく、見直し時間に使いましょう。

二次試験(面接)は何分?

しげる
しげる

約7分です

20秒の黙読のあと、パッセージの音読と4つの質問に答えます。

面接の進み方は2級と近いので、以下の2級の動画で7分の流れを一通り見ておくと安心です。

問題カードの英文は準2級プラスのほうがやさしめですが、流れをつかむ練習になります。

面接の答え方は以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

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過去問はどこで手に入る?

しげる
しげる

英検公式サイトから無料で手に入ります

英検公式サイトから、直近3回分の問題・解答・リスニング音声が無料で公開されています。

市販の問題集を買い足す前に、まず公式の過去問を1回、時間を測って解いてみてください。

時間配分を決めて英検®準2級プラスに合格しよう!

この記事では、英検準2級プラスの時間配分と、時間がなくなる原因と対策を解説しました。

この記事の結論
  • 準2級プラスの試験時間や問題数は、2級と同じ
  • ライティングは配点が高く、35分を確保できるかで合格に近づく
  • リーディング45分を確保し、「捨てる場所」を決めておく

時間配分を意識して、過去問を1回解いてみてましょう。

配分を決めるだけで、当日は落ち着いて解けるようになります。

あなたが英検準2級プラスの合格できるよう、応援しています。

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