英検2級面接で使える表現31選┃パート別に決まり文句を紹介

英検2級の面接には、覚えておくだけで安心して使える表現がある。
本番での緊張や質問の難しさに備えるには、出題パターンを知り、答え方の型を押さえる。
使える表現を身につけて模擬練習をたくさん積むと、不安を自信に変えて合格へ近づく。
英検2級の一次試験を突破し、いよいよ二次試験!
でもここからが本当の勝負です。
せっかく一次に受かったのに、面接で不合格なんて絶対にいやですよね。

でも、どう練習したらいい?
そこで本記事では、英検2級の面接で合格に近づけるよう、以下の3点を解説します。
この記事を読むことで、英検2級面接で必要な表現が整理され、効率的に練習できるようになりますよ。
こちらの動画も参考にしてください。
英検2級面接の使える表現31選

英検準2級の面接はパターンが決まっています。
使える表現を覚えておけば、7~8割方は対応可能です。
すべて頭に入れてください。
【No.1】文章に関する問題で使える表現2選
- Because ~(~だから)
- By 〇〇ing ~(〇〇することによって、~)
1問目は、英文の内容について質問される問題です。
答え方はとてもシンプルで、基本的に次の2つの表現を押さえておけば対応できます。
質問が「How~?」で始まる場合
質問が 「How~?」 で始まっている場合は、直前の文に出てきた動詞を ing形 にして「By 〇〇ing ~」で答えます。
前にある主語や接続詞は気にせず、動詞だけを拾って使えばOKです。
例えば「~することで」という意味の and by doing so や in this way があれば、「How~?」と聞かれているサインなので、迷わず「By 〇〇ing ~」で答えます。
【例題】
How do many companies attract more consumers?
(多くの企業は、どのようにしてより多くの消費者を呼び込んでいますか)
【解答例】
By offering special discounts to consumers who use these cards.
(カードを利用する人に特別割引をすることで、企業はより多くの消費者を引きつけます)
質問が「Why~?」で始まる場合
一方、質問が 「Why~?」 の場合は、文頭に Because をつけて答えます。
このとき、元の文の主語をそのまま使うのではなく、they や it などに置き換えるのがポイントです。
代名詞に直さないと減点されるケースが多いので注意してください。
このように、質問の種類に応じて Because ~ と By 〇〇ing ~ を正しく使い分けるだけで、答えの形がすぐに決まります。
1問目は難しく感じるかもしれませんが、実際にはパターンが決まっているので、落ち着いて取り組み得点源にしましょう。
【No.2】3コマ漫画の描写問題で使える表現9選
英検2級の面接では、3コマ漫画を描写する問題があります。
ここで使える表現はこちら。
- was ●●ing
〜していました - 主語 noticed ~.
〜に気づきました - 主語 was 形容詞 because ~.
〜なので〜な気持ちでした - 主語 過去形 (arrived,came,wantedなど)
- 主語 was thinking of ●●ing ~.
〜しようと考えていました - 主語 was thinking that 主語 動詞 ~.
〜だと考えていました - 主語 told 人 to 動詞 ~.
人に〜するように言いました - 主語 told 人 not to 動詞 ~.
人に〜しないように言いました - 主語 told 人 that 主語 would 動詞 ~.
〜すると言いました
これらは、行動・心の声・発言を描写するときに役立ちます。例えば、「男性がパンを持っていた」なら
He was holding some bread.
また、「驚いていた」など気持ちを伝えたいときは
He was surprised because ~.
英検2級では、シンプルな文で十分得点につながるんです。
解答では、必ず主語・動詞のある文を作ってください。
- He was feeling hungry.
- She told him to go to the supermarket with her.
- She was thinking that she couldn’t find the point card.
このように「行動=was ●●ing」「心の声=was thinking」「発言=told 人 ●●」の3パターンを押さえておけば、3コマ漫画の問題はスムーズに答えられます。
【No.3・4】自分の意見で使える表現17選
英検2級の3問目と4問目では、社会的なテーマへの意見や未来の予測について質問されます。
ここでは、使える表現を17個紹介します。
- It is 形 for 人 to 動 ~.
人にとって〜することは形です - ●● makes 人 形.
●●は人を〜にします - It reduces the risk.
リスクを減らします - It keeps people safe.
人々を安全に保ちます - It makes daily life easier.
日常生活を楽にします - It is easy for everyone to use.
誰でも簡単に使えます - They can learn a lot of things.
彼らはたくさんのことを学べます - It improves their skills.
彼らのスキルを向上させます - It is good for their health.
彼らの健康に良いです - It reduces stress.
ストレスを減らします - It can protect nature.
自然を守れます - It is good for the environment.
環境によいです - It saves a lot of money.
多くのお金を節約できます - It saves a lot of time.
多くの時間を節約できます - It is becoming more necessary today.
今日では、ますます必要になっています - It is becoming more common today.
今日では、より一般的になっています - It will be useful in their future.
将来、彼らの役に立つでしょう
No.3の解説
英検2級面接の3問目は、社会的なテーマについて「あなたはそれをどう思いますか?」と意見を聞かれる問題です。
例えば、「最近の人は日常生活でテクノロジーに頼りすぎていると言う人もいます。
あなたはそれについてどう思いますか?」のように、少し難しめのトピックが出題されます。
この質問では、まず
- I agree.(賛成です)
- I disagree.(反対です)
と立場をはっきり示した上で、理由を2文以上で答えるのが基本です。
【例題】
Some people say that people today depend too much on technology in their daily lives. What do you think about that?
(最近の人は日常生活でテクノロジーに頼りすぎていると言う人もいます。あなたはそれについてどう思いますか?)
【解答例】
- It is difficult for people to live without technology today.
(今では、人々がテクノロジーなしで生活するのは難しいです) - Technology makes people happy.
(テクノロジーは人々を幸せにします)
このように、決まったフレーズを当てはめるだけで自然な解答が作れます。
さらに、理由を補強する際に使いやすい形容詞も覚えておきましょう。
- important(重要な)
- convenient(便利な)
- easy(簡単な)
- happy(幸せな)
- excited(わくわくした)
たとえば「Technology is convenient.(テクノロジーは便利です)」のように答えるだけでもOKです。
No.4の解説
英検2級面接の4問目は、個人的な意見を聞かれる問題。
3問目と同じくYes/Noで答え、その理由を2文以上で説明する形式です。
【例題】
Many people buy things with credit cards instead of cash. Do you think this is a good idea?
(今日では、多くの人が現金ではなくクレジットカードで買い物をしています。これはいい考えだと思いますか?)
【解答例】
It is useful for many people because it saves time.
(多くの人にとって便利です。なぜなら時間を節約できるからです)
フレーズを使い、次に理由を足せばシンプルにまとめられます。
4問目は3問目よりも答えやすいテーマが多いです。
Yes/No → 型のフレーズ → 理由を2文以上の流れを守れば十分に合格点が狙えます。
覚えたフレーズをそのまま使って、迷わず答えられるように練習しておきましょう。
困ったときに使える便利表現3選
- <聞こえなかったとき>
Excuse me? - <考え中のとき>
Let me see… - <何も思いつかなかったとき>
I have no idea.
これらの表現を知っておくと、ちょっとした時間稼ぎに役立ちます。
お守り代わりに、繰り返し練習しておきましょう。

もしものときに役立ちます
英検2級面接で使える表現を定着させる3ステップ

面接は、練習しなければ不合格になります。
二次試験を合格するためには、練習が絶対必要です。
合格を勝ち取るために必要な3ステップを紹介します。
ステップ1:二次試験の流れを把握
まずは、英検2級面接の全体の流れを理解しておきましょう。
次に何をするのか分かっているだけで、余計な不安が減り、安心して受験に臨むめます。
試験の流れは以下の通り。
- 面接カードが渡され、20秒間黙読 → そのまま音読
- 1問目:音読した文章に関する質問
- 2問目:3コマ漫画を描写する問題
- 3問目:社会的な議論に関する質問
- 4問目:個人的な意見や未来に関する質問
- 態度点も含めて合計33点満点
特に2問目は配点が高いため、得点源にしやすいです。
一方で3問目・4問目は難しいテーマが出ることが多く、部分点狙いで答えることが大切です。
ステップ2:「決まり文句」を口に出す練習
英検2級面接では、スムーズに答えることが何より大切です。
優先的に、英検2級面接の使える表現31選を覚えてください。
逆に覚えていないと、不合格の確率がぐーんと上がってしまいます。
使える表現を押さえたら、過去問を見て、自分ならどの表現を使ってどう答えるか考えてみましょう。
なお、無料で見られる英検2級二次試験の問題は、HPに2級面接のサンプル問題が1つあるだけです。
もっと見たい場合は、過去問を買う必要があります。
ステップ3:模擬練習で実戦感覚を身につける
フレーズや答え方を覚えても、本番で緊張して使えなければ意味がありません。
そのために欠かせないのが、模擬練習です。
必ず、学校や塾の先生に模擬練習してもらってください。
特に3問目や4問目のように、意見を問われる問題は、瞬時に自分の立場を示して理由を述べる必要があります。
練習方法としては、以下のようなやり方がおすすめです。
- 過去問を使って、自分で時間を計りながら答えてみる
- 家族や友人に面接官役をしてもらい、本番に近い雰囲気で練習する
- 録音や録画をして、自分の答え方や表現を振り返る
とはいえ、気軽に面接練習をお願いできる人がいないケースもありますよね。
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模擬練習は必須
英検2級面接の概要

英検2級の面接は、音読と4つの質問で構成されています。あらかじめ流れを理解しておくと、落ち着いて本番に挑めますよ。
試験の流れ
まずは試験の進み方を確認しましょう。
- 面接カードを受け取る
- 20秒間の黙読時間
- 音読(リーディング)
- 質問1:音読した英文に関する質問
- 質問2:3コマ漫画を英語で説明する問題
- 質問3:社会性のあるテーマについての質問
- 質問4:自分の意見や将来に関する予測を問う質問
なお、2問目(3コマ漫画)の前には20秒間の準備時間が与えられます。
採点は「態度点(アティチュード)」も含めた33点満点。流れを知っておくだけで緊張が和らぎ、落ち着いた対応ができます。
試験の雰囲気は、こちらの動画でイメージをつかんでみてください。
面接内容
英検2級の面接出題されるのは主に次の4つです。
- 音読:カードに書かれた英文を読む
- 質問1:音読に関連した質問
- 質問2:3コマ漫画の内容を英語で説明
- 質問3:社会的なテーマについての質問
- 質問4:自分の考えや将来の見通しを答える質問
とくに2問目は配点が高いため得点源にしたいところです。
一方で、3問目と4問目は内容がやや難しいことが多いですが、2~3文答える習慣をつけることで部分点をしっかり稼げます。
合格率は約80%!目標は7割得点
英検2級の面接は、全体の合格率が約80%と高めです。とはいえ油断は禁物。
安定して23点前後(7割程度)を取れるように練習しておきましょう。
配点の内訳は以下の通りです。
- 音読:5点
- 質問1:5点
- 質問2:10点
- 質問3:5点
- 質問4:5点
- 態度点:3点
配点の大きい質問2を確実に得点しつつ、質問1も落とさないように練習しておくと安心です。
難易度の高い質問3・4は、完璧を目指すよりも部分点を取る戦略で臨みましょう。
英検2級二次試験対策でよくある質問

二次試験では、
- どう答えればいいのか
- 困ったときはどうすればいいのか
といった不安を抱える人が多いです。
実際に私がよく聞かれる質問をまとめました。
英検2級の二次試験で何か攻略法やテンプレはありますか?

型を知れば安定して答えられます
次の3つを意識すると安定して答えられるようになります。
- 理由の型:「It is important because ~.」などで始める
- 6つの観点から考える:安全性・便利さ・学び・健康・環境・コスト
- 問題文を利用する:「Some people say that ~.」をそのまま活用して答える
この3つを押さえておくだけで、解答の流れがスムーズになります。
英検2級の攻略法は、英検2級面接の裏ワザを参考にしてください。

本当になんと言っていいか分からなかったらどうしたらいいですか?

絶対に沈黙を避けること
試験中に頭が真っ白になってしまうことはよくあります。
そんなときに役立つのが困ったときの便利表現です。
- <聞こえなかったとき>Excuse me?
- <考え中のとき>Let me see…
- <何も思いつかなかったとき>I have no idea.
こうしたフレーズを口にするだけで印象が大きく変わり、落ち着いて次に進めます。
どういうことをしたら落ちますか?

落ちる原因の多くは、緊張による無言
次のような答え方は不合格につながりやすいです。
- 解答が1文だけで終わる
- 理由を言わずにYes/Noで終わる
- 長い沈黙が続いてしまう
逆に、理由を含めて2~3文で答えることを意識すれば、合格の可能性は大きく高まります。
英検2級の二次試験は使える表現で合格を目指そう!

この記事では、英検2級の面接で役立つ表現を整理して紹介しました。
出題形式はある程度決まっているので、使える表現を覚えておけば合格率を大きく上げられます。
英検2級の面接には、知っておくだけで有利な使える表現がある。
それぞれの問いの攻略法を頭に入れて練習すると、合格に大きく近づける。
また、無料でできる超効率的な練習をしないと、不合格の確率が上がる。
面接は一人で対策するのではなく、先生や仲間に協力してもらい、実際に声に出して練習しましょう。
試験当日までの時間を有効に使って、落ち着いて本番を迎えましょう。
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