英検®準2級プラスはノー勉で受かる?当日に合格率を上げる最終テク5選

- 受かるかどうかは今の英語力次第
- ライティングは「型」を覚えれば点になる
- 残りの時間はライティングと単語に全振りする

明日が本番なのに、ほとんど勉強してない…
英検準2級プラスの試験日前日にノー勉のあなた。
今から一夜漬けで勉強しようと考えていませんか?
残念ながら、英検準2級プラスに一発逆転で合格する方法はありません。
しかし、残った時間で点につながることだけをやれば、合格の可能性を上げられます。
この記事では、以下の3つを解説します。
この記事を読めば、ノー勉で英検準2級プラスを受ける人が、何をすればいいかが分かるようになりますよ。
英検®準2級プラスは当日にノー勉でも合格できる

結論からいうと、ノー勉でも受かる人はいます。
ただし、受かるかどうかは今の英語力次第です。

準2級にギリギリで受かった人がノー勉で挑むのは、正直厳しいです
準2級プラスの一次試験は、正解数の目安が全体の65%前後といわれています。
つまり、3割以上まちがえても合格の可能性はあります。
準2級プラスの一次試験は、筆記(リーディング・ライティング)85分とリスニング約25分です。
| 技能 | 形式・課題 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 17問 |
| 長文の語句空所補充 | 6問 | |
| 長文の内容一致選択 | 8問 | |
| ライティング | 英文要約(25〜35語) | 1問 |
| 英作文(50〜60語) | 1問 | |
| リスニング | 会話・文の内容一致選択 | 30問 |
何から手をつけるか迷ったら、まずは試験の時間配分を決めておきましょう。
時間配分と問題の形が分かれば、どこに力を入れればいいかが見えてきます。

英検®準2級プラスの最終テクニック5選

ここからは、知っているだけで点につながるテクニックを5つ紹介します。
長文問題のテクニック
長文の穴埋め問題(6問)は、英文を全部読まなくても解けます。
空所の前後の文を確認します。
たとえば、下記の赤・緑・青のマーカー部分です。

準2級プラスの直近の過去問3回分では、6問のうち2問が「つなぎ言葉」を選ぶ問題でした。
つなぎ言葉の問題は、空所の前と後ろの文がどんな関係かを見れば解けます。
【As a result(その結果)が目印の例】
Ken did not sleep well last night. ( ), he felt tired all day at school.
前が「よく眠れなかった」、後ろが「一日中疲れていた」です。前が原因、後ろが結果なので、「As a result(その結果)」「Therefore(だから)」のような内容が入ると予想できます。
空所の前後の文を読み、話の流れに合う選択肢を選びましょう。
内容一致の問題は、問題と選択肢を先に読んでから本文を読むのが基本です。
また、「1段落につき1問」であることが多いです。
以下のように、1問目の答えは1段落目、2問目の答えは2段落目に書いてあります。

準2級プラスの動画ではありませんが、2級は問題の形が近いので、参考になるかと思います。
単語や文法は2級のほうが難しいので、解き方の流れをつかむつもりで見てください。
ライティング(英作文・意見論述)のテクニック
英作文は、外国人の知り合いからの質問(QUESTION)に、自分の意見と理由2つを英語で答える問題です。
語数の目安は50〜60語です。
ノー勉で挑むなら、ここは基本の「型」で点を取りにいきましょう。
理由だけを書いて終わると、内容が足りずに点が伸びにくくなります。
理由が思いつかないときは、次の6つの観点から考えてみましょう。
たとえば、次のような質問なら、以下のように書けます。
【問題例】
QUESTION:Do you think it is good for students to study with tablets at school?
(学校でタブレットを使って勉強するのは良いと思いますか?)
【自分の意見】
I think it is good for students to study with tablets at school.
(生徒が学校でタブレットを使って勉強するのは良いと思います。)
【理由があることを伝える】
I have two reasons.
(理由は2つあります。)
【理由1+くわしい説明(学び)】
First, they can use many learning apps. For example, they can watch videos to understand difficult lessons.
(1つ目に、たくさんの学習アプリを使えます。たとえば、動画を見てむずかしい授業を理解できます。)
【理由2+くわしい説明(健康)】
Second, tablets are light. Carrying heavy textbooks every day can hurt students’ backs.
(2つ目に、タブレットは軽いです。毎日重い教科書を運ぶと、生徒の背中を痛めることがあります。)
【まとめ】
For these reasons, I think tablets are useful for students.
(これらの理由から、タブレットは生徒の役に立つと思います。)
(合計:57語)
2級の英作文の動画ですが、書き方の流れは参考になるかと思います。
ただし、2級の英作文には理由のヒント(POINTS)が付きますが、準2級プラスには付きません。
準2級プラスでは50〜60語に短くまとめるイメージで見てください。
ライティング(英文要約)のテクニック
英文要約は、3段落の英文を読んで、25〜35語の英語でまとめる問題です。
2級の要約は良い点・問題点が2つずつ書かれていますが、準2級プラスは各段落から言いたいことを1つずつ拾い、型に流しこめばOKです。
ただし、1文に2つの内容がまとめられている場合もあるので、そのときは短くまとめて入れましょう。
たとえば、オンライン授業についての英文なら、次のようにまとめます。
【解答例】
(テーマ) Online classes are becoming popular.
(オンライン授業の人気が高まっています。)
(メリット)They are useful because students can study at home.
(生徒が家で勉強できるので便利です。)
(デメリット)However, some students find it hard to stay focused without teachers nearby.
(しかし、先生が近くにいないと集中しにくい生徒もいます。)
(合計:26語)
本文の言葉を少し言いかえて、短くつなげることを意識しましょう。
要約問題の解き方は、以下の2級の動画でも確認できます。
問題の形は同じですが、2級は45〜55語なので、準2級プラスでは書く量が少なくなります。
リスニングのテクニック
準2級プラスのリスニングは、2級と同じ形式(第1部 会話15問/第2部 文15問)です。
リスニングは放送が1回しか流れないため、放送が始まる前に選択肢を読んでおくことが大切です。
たとえば、選択肢の形を見るだけで、聞くポイントをしぼれます。
【「To+動詞」で始まる選択肢が並んでいる】
例:To buy a gift. / To meet a friend.
予想:「なぜ〜したの?」と目的を聞かれやすい
【「He+過去形」の選択肢が並んでいる】
例:He went to the library. / He called his mother.
予想:「男性が何をしたか」「何があったか」を聞き取る
【選択肢に同じ場面の単語が並んでいる】
例:ticket(切符)/platform(ホーム)/late(遅れて)
予想:「駅や電車の話かな?」と想像しておくと、放送が頭に入りやすい
選択肢を2つまでしぼれたら、正解できる確率が上がります。
1問で迷いすぎると、次の問題の放送を聞きのがしてしまいますので、注意してください。
リスニングの攻略法は、以下の2級の動画も参考になるかと思います。
使われる単語は2級のほうが難しめなので、先読みのやり方をまねるつもりで聞いてみてください。
面接のテクニック ※一次試験に受かるまでは読まなくてOK
準2級プラスの二次試験の面接は約7分です。
20秒の黙読のあと、パッセージの音読と4つの質問に答えます。

面接はその場のノリでなんとかなるでしょ!
と思って練習しないまま受けると、本番で頭が真っ白になりがちです。
面接には、答えるときに使える決まった言い回しがあります。
主語 makes 人 形容詞.(主語は人を形容詞にします。)
主語 is a good way to 動詞 〜.(主語は〜するための良い方法です。)
It is 形容詞 for 人 to 動詞 〜.(人にとって〜するのは形容詞です。)
この3つを覚えておくと、意見を聞かれたときに答えやすくなります。
面接の答え方は以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

会場到着までのスキマ時間でやるべき3つのこと

当日やることは、残った時間に合わせて次の3つから選んでください。
前日の夜や当日の朝、会場へ向かう電車の中でもできることばかりです。
ライティングの「型」を覚える
ライティングは2問だけですが、31問あるリーディングと同じ625点満点です。
1問あたりの重みが大きいので、ノー勉ならライティングを最優先にしましょう。
前述の英作文と英文要約の型を、試験開始までに覚えてください。

前日でも、本番と同じように型を使ってみましょう
1回書いておくだけで、本番で迷う時間が減ります。
ライティング2問のコツをまとめて見直したい人は、以下の2級の動画もどうぞ。
出題形式は同じですが、語数は準2級プラスのほうが少ないので注意してください。
単語・熟語を覚える
リーディングの最初の17問は、単語や熟語を選ぶ問題です。
この17問は、知っている単語が増えた分だけ点数が上がります。
時間がないなら、30個を完ぺきに覚えるより、300個にざっと目を通すほうがおすすめです。
英検の選択問題は4択のため、うろ覚えでも、選択肢を見れば思い出せることがあります。
準2級プラスによく出る単語は以下の記事で紹介していますので、会場へ向かう途中にチェックしてみてください。

過去問のリスニングで耳を慣らす
過去問のリスニング音声を聞いておくのも効果的です。
ただ聞き流すより、次のように聞くと集中しやすくなります。
過去問は英検公式サイトで3回分が公開されていて、リスニング音声も無料で聞けます。
英検®準2級プラス前日・当日の心構え

当日に力を出し切るために、次の2つを意識してください。
体調と気持ちを整えること
ノー勉だと、試験の前ほど気持ちがあせるものです。
だからこそ、体調を整えることを優先しましょう。
「受かる気がしない…」と不安になる人もいるでしょう。
でも、準備が少ないのは自分がいちばん分かっているはずです。
「今回は腕試し」と考えたほうが、落ち着いて問題に向き合えます。

「ノー勉で合格できたらラッキー」と考えましょう
受付時間から逆算して動くこと
会場に着くのが早すぎても遅すぎても、試験前に余計な体力を使います。
受付の開始時間に合わせて着くように、家を出る時間を逆算しておきましょう。
待ち時間が長くなると、疲れやプレッシャーが溜まってしまいます。
電車の中や会場に着いてからのスキマ時間は、単語とライティングの型の確認にあててください。
英検®準2級プラスに不合格だった方へ

ここからは、不合格だった人だけ読んでください。
ノー勉で受けて不合格になっても、落ちこみすぎる必要はありません。
今回の経験を、次に生かしましょう。
不合格の原因を確かめる
ノー勉だったとしても、不合格は悔しいものです。
まずは、どこで点を落としたのかを確かめましょう。
リーディング・ライティング・リスニングのどこで点が足りなかったかが分かれば、次にやることが決まります。
落ちこむのは、原因を確かめてからでも遅くありません。
英検に落ちても問題ない理由は、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

次の合格に向けて学習計画を立てる
英検は、紙の試験なら年3回受けられます。
パソコンで受けるS-CBTも合わせれば、受験のチャンスはさらに増えます。
準2級に合格している力があれば、次の回に向けて計画を立てることで、十分に合格をねらえます。
一人だと続かない人は、オンライン英会話で英検対策のレッスンを受けるのもおすすめです。
Kimini英会話の英検コースの体験談は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

英検®準2級プラスのノー勉に関するよくある質問

英検準2級プラスをノー勉で受ける人から、よく聞かれる質問にお答えします。
英検®準2級プラスにノー勉で受かった人はいる?

います。ただし、もともとの英語力がある人です
ノー勉で受かる人は、学校の授業や日ごろの英語学習で、すでに力がついている人です。
準2級に余裕を持って合格した人ほど、可能性は高くなります。
受かる人と落ちる人のちがいは、以下の動画で解説しています。
英検®準2級プラスは前日の一夜漬けでも間に合う?

一夜漬けより、いつもどおり寝るほうが点につながります
前日に一夜漬けで勉強しても、英語力そのものを上げるのはむずかしいです。
むしろ、夜ふかしで寝不足になると、本番当日で集中力が続かなくなります。
前日の夜にやるなら、ライティングの型を見直して1回書くだけにしましょう。
英検®準2級プラスは何割取れば合格できる?

正解数の目安は65%前後です
英検はCSEスコアで合否が決まるため、「何問正解すれば必ず合格」とは言いきれません。
ただし、正解数の目安は全体の65%前後といわれています。
準2級プラスの合格基準は、一次試験が1,875点満点のうち1,402点です。
一次と二次の合格基準を足すと1,829点ですが、合否はそれぞれ別に判定されます。

英検®準2級プラスの合格には何ヶ月の勉強が必要?

今の英語力によってちがいます
必要な勉強時間は、準2級にどのくらい余裕を持って合格したかで変わります。
紙の試験は年3回あるので、次の回までの期間から逆算して計画を立てましょう。
準2級プラスのレベルや、準2級プラスを受けるべきかどうかは、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

英検®準2級プラスに裏ワザはある?

知っているだけで得をする裏ワザはあります
一次試験の裏ワザは、この記事でテクニックを紹介しました。
二次試験の面接には、答え方のコツがあります。
準2級プラスの面接も2級と同じ形式なので、以下の2級の動画が参考になるかと思います。
問題カードの英文の難しさは、2級より準2級プラスのほうがやさしめです。
ノー勉でもやれることをやって英検®準2級プラスに合格しよう

- 受かるかどうかは今の英語力次第
- ライティングは「型」を覚えれば点になる
- 残りの時間はライティングと単語に全振りする
ノー勉で受かるのは、もともと英語力がついている人です。
それでも、ライティングの型を覚えて、スキマ時間を単語にあてれば、取れる点は増やせます。
試験が終わる最後の1分まで、準2級プラスの試験を解ききりましょう。
もし不合格でも、今日から準備を始めれば大丈夫です。
※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。






