【英検®2級要約問題】合格するライティングのコツ3つを解説!

「型を理解して練習する」が高得点のルート。
「テーマ1文+メリット2つ+デメリット2つ」を3文にまとめます。
型を本番までに身につけると、安定して得点できます。

要約問題って、何から始めればいいんだろう?
英検2級の要約問題は、150語前後の英文が出てきます。
どこを拾えばいいか分からず、書き始められない人も多いと思います。
そこでこの記事では、「迷わず書ける状態」にするために、基本の型を分かりやすくまとめました。
最後まで読めば、要約問題を自信を持って書ける状態になりますよ。
動画でも英検2級の要約問題について解説しています。
文章とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
要約問題攻略のコツ

ここからは、本番で必ず意識したい3つのコツを解説していきます。
英文が長く見えて焦りやすいですが、やること自体はシンプルです。
「型」を固定して書く
要約は、毎回ゼロから書くものではありません。
「こんな感じで3文にする」という型を知っておくだけで、読むときの迷いが減ります。
- 1文目:テーマ
- 2文目:メリット/理由を2つ
- 3文目:デメリットを2つ
※「絶対これしかダメ」ではなく、大枠がこの流れになっていればOKくらいで考えてください。
段落が逆でも、中身を入れ替えれば対応できます。
型については、本記事【テンプレ】要約問題の書き方の具体例で詳しく解説しています。
2段落目は「〜ing」でまとめる
2段落目は情報が多いので、そのまま書くと語数が増えがちです。
そこで、such as の後ろを「〜ing」2つにして短くまとめます。
There are some benefits (reasons), such as 〜ing and 〜ing.
例文を見ていきましょう。
2段落目が「メリット」ではなく「理由」っぽいときは、benefitsではなくreasons を使うと自然です。
意味が取りにくい文は「5歳に説明」→英語に戻す
難しい英文を、いきなり英語で言い換えようとすると止まります。
いったん日本語で超シンプルにしてから、書ける英語に戻すのがコツです。
- ざっくり意味を取る
- 5歳に説明するレベルまで日本語を簡単にする
- その日本語を、書ける英語に戻す
上手い表現を探すより、形を整えて最後まで書き切ることを優先してください。
具体例
たとえば、次のような文が出てきて、単語が難しくて止まったとします。
Skipping lunch can lead to tiredness or loss of concentration in the afternoon.
(昼食を抜くと、午後に疲れたり集中できなくなったりすることがあります。)
このまま英語で言い換えようとすると詰まるので、日本語を5歳レベルに落とします。
「お昼を食べないと、午後しんどくなる」
ここまで落とせたら、英語はシンプルでOKです。
People get tired in the afternoon.
(人々は午後に疲れます。)
同じように、別の文でもできます。
People may eat too much at dinner.
(人々は夕食を食べすぎるかもしれません。)
日本語で言うなら、「夜に食べすぎちゃう」ですね。
動画でも解説しているので、ぜひご覧ください。
【テンプレ】要約問題の書き方の具体例

まずは、テンプレにそのまま当てはめた「完成形」を見てください。
【完成形の例(通常パターン)】
- Some young people prefer to join group tours.
(若い人の中には、団体ツアーを好む人もいます。) - There are some benefits, such as saving time and effort and having chances to make new friends.
(時間や労力を節約できたり、新しい友達を作るチャンスがあったりします。) - However, it also has problems. For example, the schedule can be very strict and the pace might be too fast.
(しかし問題もあります。例えば、スケジュールが厳しかったり、ペースが速すぎたりするかもしれません。)
このあと、①〜③で「各文で何をすればいいか」を具体的に説明します。
① 1文目:テーマを書く(1段落目)
1文目は「何の話か」を1文で言うだけです。
ここで迷わないために、次だけ守ってください。
② 2文目:メリット/理由を書く(2段落目)
2文目は、語数が増えやすいパートです。
ここは普通の文でダラダラ書くより、such as の後ろを「〜ing」2つで固定しましょう。
具体例はこうです。
ポイントは2つだけ押さえてください。
また、段落の内容が「メリット」ではなく「理由」っぽいときは、benefitsより reasonsの方が自然です。
③ 3文目:デメリットを書く(3段落目)
3文目は「悪い点」を2つ書きます。
ここは2段落目ほど形に縛られず、For example の後ろに普通の文を入れてOKです。
具体例はこうなります。
この3文が揃えば、要点は十分に入ります。
あとは45〜55語に収まっているかだけ確認してください。
【逆パターン】2段落目がデメリット、3段落目がメリット
逆パターンでも、新しい書き方を増やす必要はありません。
2文目と3文目の中身を入れ替えるだけで対応できます。
【完成形の例(逆パターン)】
- Some students decide to work part-time at night.
(学生の中には、夜にアルバイトをすると決める人もいます。) - There are some problems, such as not getting enough sleep and feeling tired in class.
(十分に眠れなかったり、授業中に疲れてしまったりします。) - However, it also has benefits. For example, having a part-time job at night gives them extra income and helps them learn responsibility.
(しかし良い点もあります。例えば、夜にアルバイトをすると収入が増え、責任感を学べます。)
このように、2段落目がデメリットなら benefits → problems に、3段落目がメリットなら problems → benefits に入れ替えるだけです。
順番に振り回されず、「型は同じで中身だけ交換」と覚えておくと、本番でも落ち着いて書けます。
要約問題以外で、英検2級ライティングの決まり文句は、以下の記事からご覧ください。

【解答例つき】要約の練習問題(2問)

ここで、要約問題を2問だけ練習します。
どちらも「3文でまとめる」だけなので、テンプレの形を意識しながら読んでください。

実践あるのみ!
練習問題1(基本:メリット→デメリット)
【問題文】
When young people think about their eating habits, some eat three meals a day, and others eat two meals and some snacks. There are other choices, too. Some of them skip lunch.
What are the reasons for this? These people believe that eating fewer times helps their body rest and stay healthy. Others use lunch breaks to study, relax, or enjoy other activities. One high school student said she skips lunch twice a week so she can practice piano in an empty music room. As a result, they feel more productive and focused during the day.
On the other hand, skipping lunch can lead to tiredness or loss of concentration in the afternoon. Also, people may eat too much at dinner to make up for the missed meal. In some cases, this can cause stomach problems or weight gain. Because of this, skipping lunch is not always a good choice for everyone.
練習問題2(逆:デメリット→メリット)
【問題文】
When students finish school, some go straight home or do homework, while others join club activities or spend time with friends. There are other choices, too. Some of them choose to work part-time at night.
What are some problems with this? Evening work may interfere with their sleep and make it hard to wake up early the next morning. It can also make them feel tired during the day and harder to pay attention in class. Because of these issues, some students find it difficult to keep up with their studies.
On the other hand, there are also advantages. Evening work gives them extra income and teaches responsibility. Moreover, it helps them learn time-management skills by balancing study and work. As a result, they can prepare for their future.
要約問題でよくあるミス3選

要約問題は、内容以前に「ルール違反」で点を落とす人が多いです。
ここでは、特に多いミスを3つに絞って整理します。
45〜55語を守れていない
要約問題は、語数条件がかなりシビアです。
つまり、目安ではなく条件として守る必要があるんです。
よくあるのが、次の2パターンです。
- 55語を超えてしまい、まとまりがなくなる
- 45語に届かず、情報が足りない印象になる
原因と対策
ここは原因と対策がはっきりしているので、整理しておきます。
| 状況 | ありがちな原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 55語を 超える | 2段落目を普通の文で書きすぎる/メリットを3つ以上入れる | 2段落目は such as 〜ing and 〜ing に固定し、2つに絞る |
| 45語に 届かない | メリットかデメリットが1つしか書けていない/1文目が短すぎる | 2段落目も3段落目も「2つ書く」を徹底する |
55語を超える特徴
55語を超える人は、2段落目(メリット/理由)で語数が膨らむケースがほとんどです。
次の形に押し込むと、語数が安定します。
There are some benefits (reasons), such as 〜ing and 〜ing.
(〜という良い点(理由)があります。例えば…)

このテンプレは絶対に覚える!
45語に届かない特徴
逆に45語に届かない人は、情報量が足りていないことが多いです。
テンプレ通りに「メリット/理由を2つ」「デメリットを2つ」を入れれば、自然と45語に近づきます。
最後は必ず、単語数を数えて確認してください。
慣れるまではここを省かない方が安定します。
指示語のままで意味がぼやけている(it / they だらけ)
要約でありがちなのが、it / they / this などの指示語を連発して、何の話か分からなくなるパターンです。
たとえば、こんな文は読み手が混乱します。
It is popular.
(それは人気です。)
They are convenient.
(それらは便利です。)
これだと「何が人気?」「何が便利?」が伝わりません。
特に1文目のテーマ文では、指示語を具体語に直すだけで読みやすさが大きく変わります。
| 指示語 | 具体語にすると分かりやすい例 |
|---|---|
| Some of them | Some young people / Some students |
| It | group tours / skipping lunch / evening work など話題の名詞 |
| They | travelers / people / students など本文に出てくる名詞 |
例として、テーマ文はこのように書けます。
Some young people choose to join group tours.
(若い人の中には、団体ツアーを選ぶ人もいます。)
Some of them のままにせず、「誰のことか」を名詞で置き直す。これだけで伝わり方が安定します。
メリットとデメリットの順を間違える(逆パターン対応ミス)
要約問題は、多くの場合「2段落目=メリット(理由)」「3段落目=デメリット」ですが、逆のパターンも出ます。
このときに多いミスが、テンプレの入れ方を間違えることです。
よくある失敗は次の通りです。
逆パターンは、新しい書き方を増やす必要はありません。
やることは入れ替えだけです。
| 段落の中身 | 使う型 | 書く内容 |
|---|---|---|
| 2段落目がデメリット | There are some problems, such as 〜ing and 〜ing. | デメリットを2つ (〜ingで短く) |
| 3段落目がメリット | However, it also has benefits. For example, 〜 and 〜. | メリットを2つ (普通の文でOK) |
「順番が違う=別問題」ではなく、「中身を入れ替えるだけ」と覚えておくとミスが減ります。
要約問題の概要

英検2級のライティングは、以前より「書く力」をしっかり見られる構成になりました。
特に要約問題は、やり方を知らないと点が安定しにくいパートです。
要約問題とはどんな問題?
要約問題は、英文の内容を45〜55語で短くまとめる問題です。
自分の意見は書かず、本文の要点だけを整理して書きます。
- だいたい3段落の英文が出る
- 3段落をそれぞれ1文ずつでまとめるのが基本(合計3文)
形式・語数・出題テーマ
要約問題は、ルールがはっきりしています。
ここを外すと大きく減点されやすいので、最初に押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 英文(3段落程度)を読んで要約する |
| 語数 | 45〜55語 |
| 書く内容 | 本文の要点 (テーマ+理由やメリット+デメリット) |
| 自分の意見 | 基本的に不要 |
出題テーマは、日常生活や社会に関する話題など、賛否が分かれる話題が中心です。
たとえば、次のようなテーマが頻出ですね。
| 項目 | 内容例 |
|---|---|
| 学習 | オンライン学習、勉強法 |
| 働き方 | 副業、在宅勤務、通勤 |
| インターネット | SNS、スマホ、デジタル |
| 健康・生活 | 食習慣、運動、移動手段 |
要約問題の採点基準と配点

英検2級の要約問題は、だいたい次の4つで評価されます。
配点は「内容・構成・語彙・文法」の4観点です。
各4点(合計16点)で見られるイメージです。
採点で見られるポイント(内容・構成・語彙・文法)
サクッと要点だけ書くと、次の4つです。
| 観点 | 何を見られるか | 点を落としやすい例 |
|---|---|---|
| 内容 | 3段落の要点(テーマ/メリット・理由/デメリット)が入っているか | メリットかデメリットが抜ける、 本文とズレる |
| 構成 | 流れが自然で読みやすいか | 段落の順が崩れる、逆パターンで中身が入れ替わる |
| 語彙 | 内容に合う単語を使えているか | it / they だらけで何の話か分からない、同じ語の連発 |
| 文法 | 主語・動詞がそろい、基本的な文の形が崩れていないか | 主語や動詞の抜け、文が途中で崩れる |
0点・大幅減点になりやすいパターン
要約は「上手い英語」よりも、条件を外さないことが優先です。
特に、次のミスは点が一気に落ちやすいです。
要約問題に関するよくある質問

英検2級の要約問題について、よく聞かれる質問をまとめました。
要約問題の決まり文句はありますか?

はい、決まり文句はあるので覚えていきましょう
表現を増やすより、「同じ型で正確に書けるか」が大切です。
2級ライティングのチート技を知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

英検2級の過去問はどこですか?

英検公式サイトの過去問がいちばん確実です
まずは公式の過去問で練習しましょう。
公式の過去問はこちらから見られます。
おすすめの勉強法はありますか?

型を覚えて、過去問で練習するだけで十分!
- 本文を理解する
- 要点を2〜3つ拾う
- 型に当てはめて書く
これだけで、要約問題は安定します。
また、頻出単語も覚えておきましょう。
ライティングだけではなく、リーディング、リスニングにも役立ちます。
要約問題を攻略して英検®2級に合格しよう!

1文目で本文全体のテーマを示す。
主張と理由を2点ほどに絞る
自分が書ける単語・表現だけでまとめ切る
要約問題は、英語表現のセンスや発想力を競う問題ではありません。
出題パターンと、まとめ方の流れはほぼ決まっています。
事前に「要約の型」を身につけ、試験当日は練習してきた形をそのまま再現するだけ!
あなたの英検2級合格を、心から応援しています。
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