英検®準2級プラスとは?レベル・合格点・飛ばして2級はありかも解説

- 英検準2級プラスは、準2級と2級のあいだに新しくできた級です
- レベルは高校上級(高校2〜3年生)程度で、単語数の目安は約4,000語
- 準2級に余裕で受かった人以外は、飛ばさず受けるのがおすすめです

準2級プラスって、受けたほうがいいの?飛ばして2級でもいいの?
新しい級ができると、どっちを受けるか迷いますよね。
しかも準2級プラスは、2025年に始まったばかりです。
そこでこの記事では、次のことを解説します。
この記事を読めば、英検準2級プラスの全体像を把握できますよ!英検準2級プラスとは

英検準2級プラスは、準2級と2級のあいだにできた級です。2025年度の第1回検定から始まりました。
2級とのあいだにあった2年の壁
準2級に受かってから2級に受かるまで、平均で約2年かかります。日本英語検定協会が出しているデータです。

語彙も長文も、ここで一気に難しくなるからです。
この「2年の谷」に階段を1段足したのが、準2級プラスです。
2級で足踏みしないために、前向きに使いたい級ですね。
準2級プラスは準2級と2級のあいだの級
縦の並びで見ると、位置がはっきりします。
| 級 | レベルの目安 |
|---|---|
| 3級 | 中学卒業程度 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 |
| 2級 | 高校卒業程度 |
以下に当てはまる方は、準2級プラスを受験してみましょう!
英検準2級プラスのレベル

それでは、英検準2級プラスのレベルを見ていきましょう。
単語数の目安は約4000語
準2級プラスで求められる単語数は、約4,000語といわれています。
単語数でも、ちょうど真ん中です。
準2級の単語帳に、もう一段積み増すイメージになります。
合格スコアは準2級より101点以上
英検の合否は、CSEスコアという共通の点数で決まります。
| 級 | 合格基準スコア |
|---|---|
| 準2級 | 1,728点 |
| 準2級プラス | 1,829点 |
| 2級 | 1,980点 |
準2級との差は101点。2級との差は151点。
数字だけ見ると、やや準2級寄りです。
ただし、求められる力は2級の入口です。
「準2級がゴール」のつもりの勉強だと届きません。
英検準2級プラスの試験内容

試験の形は、ほかの級と同じです。
一次試験(筆記とリスニング)のあとに、二次試験(面接)があります。
| 試験 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 一次試験 | リーディング・ライティング | 85分 |
| リスニング | 約25分 | |
| 二次試験 | 面接(スピーキング) | 約7分 |
一次試験は3つの技能を見られる
一次試験の中身は、次のとおりです。
| 試験 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーティング | 短い文の穴うめ | 17問 |
| 長い文の穴うめ | 6問 | |
| 長い文の内容を答える | 8問 | |
| ライティング | 英文要約 | 1問 |
| 意見論述 | 1問 | |
| リスニング | 会話を聞いて答える | 15問 |
| 文章を聞いて答える | 15問 |
リーディングとライティングは、合わせて85分です。
時間配分は自分で決めるので、ライティングに使う時間を先に決めておきましょう。
準2級との一番の違いは英文要約
ライティングは、準2級も準2級プラスも2問です。
ただし、中身がちがいます。
| 級 | ライティング1問目 | ライティング2問目 |
|---|---|---|
| 準2級 | Eメールの返信 | 意見論述 |
| 準2級プラス | 英文要約 | 意見論述 |
| 2級 | 英文要約 | 意見論述 |
準2級プラスのライティングは、2級と同じ形です。
自分の意見を書くだけでなく、英文を読んで短くまとめる力まで見られます。
ここが、準2級プラスが「2級の入口」といわれる理由です。
英検準2級プラスの合格点

合格の基準は、CSEスコアで1,829点です。
合格基準はCSEスコア1829点
合格基準のCSEスコアは、1829点です。
この基準は毎回変わりません。英検協会がそう明言しています。
「今回は難しかったから合格点が上がる」は起きないので、安心してください。
一次試験は1875点満点中1402点がライン
一次試験だけで見ると、1,875点満点のうち1,402点が合格ラインです。
スコアの上では、約75%です。
ただし、ここははっきり言います。

英検は、正解した数がそのままスコアになる仕組みではないからです。
- スコアのライン:満点の約75%
- 実際の正解数の目安:65%前後
「7割五分も取らないと受からない」と身構えなくて大丈夫ですよ。
※65%前後は英検協会の公式発表ではなく、あくまで目安です。
準2級プラスを飛ばしていいのは準2級に余裕で受かった人

飛ばしていい人と、受けたほうがいい人は、はっきり分かれます。
飛ばして2級でもいい人
次に当てはまるなら、飛ばして2級でOKです。
もう2級圏内の力がある人は、受験料も勉強期間も節約できます。
逆に言うと、迷うようなら受けておくのが安心です。
準2級プラスを受けたほうがいい人
準2級から2級までは、平均で約2年かかります。
途中に1段はさんで、「受かった」を作りましょう。
そのほうが、結果的に2級への近道になることが多いです。
小学生が英検準2級プラスを受けるときのポイント

小学生ならではのポイントは、次の3つです。
小学生にこそ準2級プラスが向いている
小学生の場合、2年の谷はもっと深くなりがちです。
級が上がるほど、あつかう話題が大人向けになっていくからです。
| 級 | レベルの目安 | 面接で出る話題 |
|---|---|---|
| 準2級 | 高校中級程度 | 日常生活の話題 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 身近な社会の話題 |
| 2級 | 高校卒業程度 | 社会性のある話題 |
2級になると、社会問題や環境問題が当たり前に出てきます。
小学生にはまだピンとこない話題なので、単語を覚えるだけでは越えにくい。
だからこそ、あいだに一段はさめる準2級プラスが向いています。
親がサポートするならライティング
準2級から準2級プラスに上がるとき、技能ごとの変わり方はこうです。
| 技能 | 準2級からの変化 | 家庭でやること |
|---|---|---|
| リーディング | 新しい形式は加わらない | 今までの勉強を続ける |
| リスニング | ||
| ライティング | 英文要約が新しく加わる | ここに絞ってサポートする |
小学生の一番の難所は、新しく加わる英文要約です。
要約は「読む力」と「書く力」の両方を使うからです。
過去問の前に、日本語の本で「ひとことで言うと何の話?」と聞いてあげてください。
これが要約の土台になります。
二次試験は3コマのイラスト説明を練習する
面接は、準2級から形が変わります。
準2級プラスの面接は、準2級ではなく2級と同じ形です。
| 級 | レベルの目安 | 面接で出る話題 |
|---|---|---|
| 準2級 | 高校中級程度 | 日常生活の話題 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 身近な社会の話題 |
| 2級 | 高校卒業程度 | 社会性のある話題 |


英検準2級プラスの受験料と申し込み

受験料は、受ける会場で変わります。
| 会場 | 受験料(税込) |
|---|---|
| 本会場 | 8,600円 |
| 準会場 | 6,300円 |
試験は年3回です。
申し込みは、次の場所からできます。
準会場で受けると2,300円安くなります。
通っている塾や学校が準会場かどうか、先に確認しておきましょう。

英検準2級プラスでよくある質問

ここでは、準2級プラスでよく出る疑問にまとめて答えます。
年に何回受けられますか

年3回です
S-CBTならもっと受けられます。
受け方は2つあって、回数がちがいます。
| 英検(従来型) | 英検S-CBT | |
|---|---|---|
| 実施の回数 | 年3回(第1回・第2回・第3回) | 原則、毎週土日 |
| 同じ級を受けられる回数 | 各回1回 | 同じ回のなかで3回まで |
| 試験の日数 | 2日(一次試験と二次試験) | 1日で4技能 |
| 解答のしかた | 紙に書く・面接 | パソコンで解答・スピーキングは録音 |
S-CBTは、準2級プラスも対象の級に入っています。
合格すれば、従来型と同じ級として扱われます。
従来型とS-CBTは、両方申し込むこともできますよ。
ただし、S-CBTはパソコンでの受験です。
マウスの操作に慣れていない小学生は、先に従来型で受けるほうが安心です。
大学受験で使えますか

大学によります
英検をどう使うかは、大学ごとに決まっているからです。
よくあるのは、次の2つの決め方です。
- 「2級以上」のように、級で決めている
- 「CSEスコア◯点以上」「CEFR◯以上」のように、スコアで決めている
スコアで見られる場合に知っておきたいのが、CEFR(セファール)です。
CEFRは、英語力を世界共通のレベルで表したものです。
| 級 | 合格基準スコア | 合格したときのCEFR |
|---|---|---|
| 準2級プラス | 1829点 | A2 |
| 2級 | 1980点 | B1 |
準2級プラスに合格しても、CEFRはA2です。
B1になるのは2級からなので、「B1以上」を条件にしている大学では足りません。
新しい級なので、志望校の入試要項で「準2級プラス」が対象かを必ず確認してください。
落ちたら準2級から受け直しですか

いいえ、そのまま再挑戦できます
不合格になっても、持っている級はなくなりません。
英検の合格に、有効期限はないからです。
| 落ちたところ | 次に受けるとき |
|---|---|
| 一次試験で不合格 | もう一度、一次試験から受ける |
| 一次試験は合格、二次試験で不合格 | 申し込むときに申請すれば、二次試験(面接)だけ受けられる |
英検本番までの合格率の最大化するために、以下の記事の内容を実践しておきましょう。

準2級に受かっていなくても受けられますか

受けられます
英検は、どの級も年齢や学歴に関係なく受けられる試験です。
下の級に合格していることも、条件になっていません。
ただし、受けられることと、受かることは別です。
準2級プラスは、準2級の内容がわかっている前提で作られています。
まとめ:英検準2級プラスは2級への近道

ここまで、英検準2級プラスのレベルと合格点、受けるかどうかの判断について解説しました。
準2級と2級の「2年の谷」を埋めるためにできた級
レベルは高校上級(高校2〜3年生)程度で、単語数の目安は約4,000語
準2級に余裕で受かった人以外は、飛ばさず受けるのがおすすめ
新しい級の正体は、「2級への階段を1段増やしてくれた級」です。
2年の差を一気に越えるより、1段はさんで確実に上がるほうが早い。
まずはお子さんが「飛ばしていい人」か「受けたほうがいい人」か、今日決めてしまいましょう。
※英検®は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認を受けていません。







